大正末期、女相撲の一団とアナーキスト集団「ギロチン社」の運命が混じり合う、堂々たる189分!
実話映画での、あのラストの演出には、毎度心掴まれる。
主人公である反政府組織の青年が、ほぼほぼ同い年…
熱量。この時代を生きた人達の様々な感情を画面にぶつけている。
同じくらいの熱量で観ないと理解出来ない程エネルギーのいる映画だ。
ギロチン社や女相撲に関する知識があればもう少し感情移入出来たのかも知…
フェミニズムとアナーキズムが絡み合うなんて実に複雑で、見終わった後、なんて形容していいのか分からない感情で劇場を後にしました。色々なエピソードが組んず解れつ、絡み合っては、またほどけ、本当に暑苦しい…
>>続きを読む時代は関東大震災直後の大正末期
山形発祥で昭和30年代に衰退したといわれる女相撲と
これまた当時実在したアナーキスト集団を物語の両輪とし
オリジナル脚本をこしらえた
瀬々監督作品は3時間9分の大作に…
自由を侵害する全てのものにファックオフ!
返す刀で、その侵害してくるものへも愛情溢れる視点。
それは
生きづらい世の中皆必死で生きている
その姿が美しく見える構図
相撲のシーンがちゃんと魅力的な…
©2018 「菊とギロチン」合同製作舎