【父の法事、狭い実家で親族の会話劇が始まる】
ルーマニアの法事で異文化に触れる3時間
神父含めて狭い家に総勢18人?
それぞれの家族関係を絶妙に表すジャケ写が秀逸
会話を聞き逃さなければ、家族…
ルーマニア発、法要のために小さなアパートの一室に集まった親族たちが笑ったり泣いたりするだけの会話劇
画的な話で言えば小さなアパートから出ることもなく、15人の登場人物がひっきりなしに感情をぶつけ合…
Twitterの具現化の様な内容で劇中の台詞を借りれば「うんざり」としか言い様が無いが、町田康ですら「とりあえずメシ食え」と言い出すであろう3時間。とにかくトラブルに次ぐトラブルで皆で座って食卓を囲…
>>続きを読む『荘園の貴族』よりも増して
ポストモダン文学っぽい。
発話者が多いのもあるが、基本的に一つの家の平面図から抜け出さないカメラのせいもある。あと、陰謀論とか政治とか会話の内容がコンテクスト的。
厳格そ…
[ルーマニア、神父を待ちながら、食事を待ちながら] 90点
大傑作。2016年カンヌ映画祭コンペ部門選出作品。クリスティ・プイウ長編五作目、"ブカレスト郊外の六つの物語"の第三編。初長編『Stuf…
死んだ父を偲ぶために集合した家族親戚がうじゃうじゃと狭い団地の一室で揉めたり泣いたり陰謀論を話し合ったりで三時間。同じ家族だとしても思想や哲学は当然違っていて、それぞれが抱える苦悩を理解することはも…
>>続きを読む【第69回カンヌ映画祭 コンペティション部門出品】
『ラザレスク氏の最期』のクリスティ・プイウ監督作品。カンヌ映画祭コンペに出品、アカデミー賞ルーマニア代表に選出された。
やってることは『荘園の貴…