希望を持たなければ、失望もしない。
60年代の雰囲気を再現するため全編モノクロ16mmフィルムで撮影し、ヌーヴェルヴァーグを意識したような映像も似て非なるもの。
1962年米国人のボクシングフ…
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
1962年、世界タイトルマッチを控えて恋に落ちたプロボクサー、オリ・マキの実話を、16ミリフィルム、モノクロ撮影で映画化したフィンランド発のハートウォーミン…
愛と夢、自分にとって大切なものは…?
パン屋で働きながらボクシングをしているオリ・マキ、調子も戦績もよく、ついに世界チャンピオンへの道が開かれたが、彼には思いをよせる女性がいて。
純粋に面白かっ…
このレビューはネタバレを含みます
16mmモノクロフィルムによる撮影でヌーヴェルヴァーグの空気を再現し、フィンランド初の世界王者を目指した実在のボクサー、オリ・マキの豊かな人間味を活写。カンヌ国際映画祭ある視点部門グランプリ受賞(h…
>>続きを読む水切り映画でスッポンポン映画でサウナ映画。
これを「人生で最も幸せな日」にするセンス好きだなあ。確かに人生振り返る時、「いやーあの日は良かったね」って絶対思える日だ。
相手が強い相手だと嬉しい。弱…
世界一強いボクサーになるよりも、大切な人と時間を分かち合うことが彼にとっての幸せなんだよな。周囲からの期待を一身に背負う中で、等身大な幸せを噛み締めて生きていこうとする主人公が弱くも見え、強くも見え…
>>続きを読む【夢に向かってひたむきな男の恋路】
[気まぐれ映画レビューNo.136]
"ボクシング映画"の一面を見せながら、1人の男の本来の夢よりもひたむきな、ある"女性との恋路"を描いた作品になって…
オリ・マキの日常、プレッシャー、そしてライヤの存在。
彼の物語であることは言うまでもないが、画面に大きく映ることのないライヤの、ときには自らすすんで退場することによって強調される気遣いが端々にみられ…
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