地平線や水平線のラインの引き方、現実と幻想の移動や記憶の中の人物の追い方や風景の移動、長回し、パン、ロングショットなど、物語るためのカメラワークが良く、文芸系で退屈かなと思ってたけど飽きがこず見たら…
>>続きを読む「永遠と一日」
〜最初に一言、覆す事の無いALL TIME BESTの文芸作品の超絶傑作。ギリシャ映画史上最高傑作かつアンゲロプロスのフィルムの中でダントツに好きな1本。ここまでイメージが飛躍する…
ギリシア出身の名匠テオ・アンゲロプロスのカンヌ国際映画祭パルム・ドール受賞作。
北ギリシアの港町を舞台に死が目前に迫る老詩人がアルバニア難民の子と知り合い国境その他を旅するロード・ムービーで、木版…
空と海の青色に、赤く焼けた肌と白い服が映える〜!今日に別れを告げ、明日(永遠と一日)に閉じ込められた男の話。
ビフォアサンライズにも似たようなシーンがあったけど(確か)、「言葉を買う」という行為は…
死を目前とした詩人の追憶。現実と虚構、過去現在未来間を往還する愛と言葉。純真な少年時代。ペシミスティックな家族との絆。幼き難民との邂逅と別れ。混濁とした意識の中に眠るペーソスはかけがえのない思い出が…
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