やたら冒頭からポエマーな感じだなぁと思ってたら、詩集が原作だって見終わってから知りました。
「東京」に対する若者の鬱屈した気持ち、
恋愛って何なんだ、自分のコンプレックス、色んなテーマが含まれている…
石橋静河と池松壮亮、ぶっきらぼうな2人のポエティックな恋愛ストーリー。内容から映像から展開からずっと詩的な表現だと感じた。主演の2人の演技はまさにそれで、いちいち感傷に浸る。しかし、わからない人には…
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大都市に埋もれそうな孤独や言葉にし難い不安。
「どうでもいい奇跡」ですらありがたい焦燥感を、どう埋めていくのが理想的なのだろう。
依存するわけでもなく“頼れる存在”にありつくのにも一苦労だ…
このレビューはネタバレを含みます
間違いなくここ最近観た映画で1番好きな作品だった。初めてこの映画のポスターとタイトルを見た時、雷が体内に走ったかのように強く惹かれた。それから、ずっと観たいと思い続けてやっと鑑賞することができた。本…
>>続きを読む【ここが東京】
ぼくは、夜遅くの飲み会終わりに家まで寂しくトボトボ歩く帰り道が好きです。晴れていて星が見えて、途中まで隣に誰かいればなおさらです。わかってくれる人いますか。
この映画はそんな気分を…
石橋静河は不思議な女優だ。
見る角度によって美人に見えたり、不細工に見えたりする。
しかし存在感だけはやたらにある。
物語は昼は看護師、夜はガールズバーで働く美香(石橋静河)と、工事現場で日雇いの…
池松くんが終盤に美香に言った「まあー俺に任せろ!嫌なこと全部半分にしてやる」に惚れた。「朝起きたらおはようを言う。食べる前はいただきますを言う。そういうことだよね。」死んでいくことや差別されること、…
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チャックについて話し続ける慎二は頭のネジが何本か飛んでるのかと思ったけど、物語が進むほど慎二はまともに見えてきた。
慎二と美香は同じベクトルで生きているけど、美香の方が世の中を俯瞰しすぎ悲観しすぎ…
「映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ」製作委員会