配信期限近かったのを機に黒澤作品初めてみました。
音と映像だけで見入ってしまうものがある。
良い意味で昔話・劇っぽさもありつつ、躍動感と本物感ある演技を見せてくれるのがすごい好きでした。
脚本も面白…
芥川龍之介の原作では描かれていない、目撃者による真相の「答え合わせ」が付け加えられており、これによって原作と映画で全然印象が違う。娯楽映画として成立させるためには、真相を提示することが必要だったのか…
>>続きを読むタイトルは「羅生門」で、内容は「藪の中」という映画?ということは、普通に知られている常識レベルのことなのかな?
という意味で、このレビューは「ネタバレ」扱いにしておいた。
古い映画なせいもあって、…
黒澤明監督作初視聴です
最後の決闘裁判を2021年ベストに選んだ自分としてはいつか見たいなーとは思ってたのでいざ視聴
最後の決闘裁判とは少し違うというか、“それぞれの真実”というのより“みんな嘘つ…
溶連菌感染で体温が39,5℃まで上がったので映画を見なければ、と思い『羅生門』を視聴。意識が混濁する中、映画が進むにつれて世界と私と映画の不信/信のラインが見えなくなっていった。傑作。
殺陣や木の葉…
怪物・最後の決闘裁判で「羅生門形式」好きを自覚したので原点を鑑賞。はじめての黒澤明。
カメラワークや光の捉え方、音楽など、作品としての力を感じた。撮影された時代からか演技の凄みや生々しさも驚き(現代…
是枝裕和監督作『怪物』を観て以来、ずっと気になっていた『羅生門』をこの機に久々に鑑賞📮です。
平安京の朽ち果てた羅生門で雨宿り中の旅の僧、杣売り、下人らが藪の中で惨殺された武士と行方不明のその妻、…
芥川の原作から入れ子構造を加えることで、語りの信頼できなさを強調している。とくに女が妖しかったり強かったり、いろんな顔を見せるのが面白かった。ラストは安易にも思えたが、このあと男が赤子をどうしたもの…
>>続きを読む©KADOKAWA1950