余韻がハンパない。。
正直、観ている間は前篇の方が面白かった。山田裕貴と菅田将暉の試合シーンは演技を超える体当たり演技に泣いたけど、「これから一体何が起きるんだ」と不思議な期待感で魅入ってしまう前篇…
突き抜けるような孤独感とヤンイクチュンの素晴らしい後編。
振り向くな、振り向くな、後ろには夢がないけど振り返れば夢がたくさんあったってセリフ良いなぁ。。
新宿はくすんだ青色が生えるしなんだかとてつも…
夢の跡
さらに熱を帯びる画面、真っ赤に燃え上がる男達に水を差すのは、既視感のある薄く軽いデモ、本心からで無くとも結局は己を正当化する事で逃げ続けた京子の下品な叫び、覚悟も無しにしゃしゃり出てくる竹…
このレビューはネタバレを含みます
観ているときは精一杯。
あとからいろいろ考えてしまう作品。
自殺フェスや何やら「このエピソード必要?」と思っていた部分が全部絡み合ってくる。「介護はなんか汚ならしい」と言った少年は、シンジと対決し…
つい画面に食い入ってしまった。
あっという間の前後編、視線と体の動きとそれだけで物語が蠢いて、ネオンの東京と時代に取り残されたボクシングジムの湿気った空気感に魅了される。こうも泥臭い未来があるなら、…
つながるために、ボクシングでひたすら殴り合う新次とバリカンの姿に、胸が熱くなりました!流れる汗も血も全部本物なんじゃないかって思うくらい。すごい映画に出会ってしまったな、間違いなく好きな邦画ベスト3…
>>続きを読む(C)2017『あゝ、荒野』フィルムパートナーズ