さりげない優しさが、あとからじんわりくる作品。すごーくよかったし、考えさせられた。誰かを受け入れることは、自分を受け入れることでもあるんだな。
命からがら、なんとか祖国シリアを抜け出したカーリドを…
相変わらずやってることは同じのカウリスマキですが、今回はシリア難民がテーマだったことで、その監督性との相性はもちろん抜群。難民もポンコツ市民も同じ同じ目線で描く優しさがたまらなかったです。それも毎回…
>>続きを読むはぐれた妹を探しながら難民生活を続けるシリア人青年と新しくレストラン経営を始めたフィンランド人男性の物語。
シーン1つ1つが美しく、人の配置などにこだわりを感じた。主人公の表情も印象的。
ただ、見ご…
大阪と東京の、公開タイムラグ本当にやめてほしい。
学生時代にカウリスマキ映画を見漁った身としては、リアルタイムでカウリスマキ映画を見られるというだけで感無量。かつて彼の映画を彩ってきたカティオウテ…
シリアの内戦で家を空爆され、難民としてフィンランドへ逃げてきた主人公カリードのお話。
空爆を受けて妹以外の家族を失ったかリード。はぐれてしまった妹を探しながらもフィンランドで難民申請をして暮らそうと…
カウリスマキの映画の小さな物静かな可笑しさ。おかしくて優しくて、その分だけ悲しくなってしまう。
「ルアーブルの靴磨き」も難民を描いていたけど、今作はより苛烈だ。シリアの空爆から逃れてきた男とレスト…
© SPUTNIK OY, 2017