このレビューはネタバレを含みます
老人のロードムービー、ホロコーストの過去、自分の終末を絡めてた作品。
旅先での三人の女性とのふれあいで頑なな心が、氷解していく。
ユダヤ人としてホロコーストを生き延び、心におった傷とたった一つの心の…
アルゼンチン ブエノスアイレスに住む元仕立て屋のポーランドを故郷にもつ老人。青年期にホロコーストの悪夢から命を助けもらった友人に自分が仕立てたスーツを70年ぶりに届けようと1万3千kmの旅に出るロー…
>>続きを読む自分が年をとり、自分の人生を振り返った時に、どうしても会いたい…
って 思う人がいたら…
この主人公は
家を売却し、子どもに遺産を分け、自分は老人ホームに入ることになりましたが…
突然、友達に…
年老いて家族から邪魔者扱いされる老人が一念発起。友を求めて三千里(海外の距離感はわからないけど)ってお話。
冒頭は憎たらしいジジイにややムカつくが、旅先での出会いで徐々に洗われて行くジジイの心。
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頑固爺さんのロードムービー、本当は若い日の苦労話しとかして同情されたく無いんだと思うけど、そうはいかなくて他人に親切にされて自分の頑なさに気づいていき、自分の気持ちを吐露する事にできるようになる。ナ…
>>続きを読む京都シネマにて鑑賞。
88歳のアルゼンチン在住仕立屋じいさんが、ホロコーストから命を救ってくれた友との約束を果たすため、70年ぶりに故郷ポーランドに向かう。
ひねくれ親父の行動・発言でクスっと笑せな…
ホロコーストがテーマだが、想像を絶する過酷な体験をほぼ台詞に込め、映像では寧ろ彼の悪態と親身になる協力者の関係で魅せるロードムービー…この塩梅が絶妙で秀逸。ドイツの地を踏めない…の言葉の重みを噛み…
>>続きを読む会いに行く彼との絆が、説明的なシーンのほかにも描かれ、もう少し深く伝わればなと思った。それにしてもヨーロッパは多言語を操れる人が多くて、それだけいろんなルーツをもった人たちが暮らして、影響を与え合っ…
>>続きを読む最後の最後がグッとくる。
でもそれ以外は、「なんであの次から次へと出てくる美女たちは、この可愛げもない(と、登場人物目線で見たら思えそうな)おじいさんに協力したり面倒見てやろうとするの……?」という…
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