アウシュビッツの話こそ知ってはいますが、それ以外のホロコーストに関する事は知らないままに映画館へと行ってきました。
冒頭、ソビボル絶滅収容所に送られたユダヤ人のまずはほとんどがどうなったか、という…
個人的感覚としては『サウルの息子』よりも『ソハの地下水道』に近い。
時代や国は違えど『タクシー運転手』『1987』しかり、きっちりエンターテイメントとしてキャッチすることでしか知り得ない過去に対する…
実話を元に映画化された本作を観るまで、第2次世界大戦下でこのようなことが起こっていたことを知らなかった。
原題の〝Sobibor〟(ソビボル)はアウシュビッツと並ぶ絶滅収容所で、ここにソ連の軍人アレ…
数多くあるホロコースト映画でも非常に珍しい映画です。
収容所での反乱と脱走を描いていること、史実としてそれが成功したこと、この映画がロシア映画であること。
ハリウッドやヨーロッパで製作されたホロコー…
このレビューはネタバレを含みます
実際に有った大脱走を元に作られたドラマだそうです。
なので、実際の人物や出来事は分かりませんが、今までに何度も語られて来た、狂気が描かれていました。
人間が、どこまで残忍に成れるか‥を試された…
プロットだけの情報で観にいったんだけど「大脱走」みたいな綿密な脱走計画を実現させるようなサスペンス性とエンタメ性が高い映画かナチ収容所の非人間性を描いた「サウルの息子」のような重苦しいドラマ、どっち…
>>続きを読む序盤から最終日にかけてまでのまとわりつく不快感がものすごかった。
今までホロコーストとかを扱った映画を見てこなかったってのが大きいのかもしれないけど、この映画で描かれるドイツ人ほど嫌な奴らはいない…
大抵の人は、他人の人権を蹂躙することに躊躇いを覚える。他人が感じる苦痛を想像してしまうから、人に苦痛を与えることに抵抗を感じる。人を殺したり怪我をさせたりすることは、それをやった人の心にも傷を負わ…
>>続きを読む(С) Cinema Production