絵のタッチは美しいのに語られることはあまりにも血生臭く残酷で、見応えはあるけど観ていて胸が痛かった。「逃げるのではなく救いたい」と老人が若い世代に馳せる思いがずしんと響く。遠く隔たった場所にいる人へ…
>>続きを読む米軍による侵攻前、旧タリバン支配下のカブールに暮らす世代の異なる2組の夫婦。
ソ連との戦いに人生を捧げた元ムジャヒディンのアティクは、その結果としてのタリバン支配に虚無感を募らせる。
戦地で出会った…
夫婦が死をもって逃したズナイラに託されたのは、未来のカブールに芸術や文化、学問の燈を残し繋でいことであり、その平和への願いが、ズナイラと恩師が再開する最後のシーンに込められていた。
水彩画のようなタ…
終わらない戦争と貧困に疲れ切り、無力さゆえに無口になってしまう人々。戦争が蔓延っていて誰が敵なのかさえ分からなくなる。希望は愛だけ。それ以外なにもない。しかし、その希望をも飲み込んでしまう戦争という…
>>続きを読む配給会社が買い付けていないため劇場公開が難しい中、
アフガニスタンの現況を憂いて、、一部劇場での緊急特別上映。
黒い服を纏い空を飛ぶツバメはタリバン政権下の女性の暗喩。
1998年タリバンに占領…
制圧されたカブールの人たちは
タリバンに対して何を想っているのか。
水彩画のようなタッチで描かれたシンプルで素晴らしいアニメーション。
最近のアフガニスタンのニュースを観て気になっていたので、た…
ブルカ越しに見える景色
1989年夏、タリバン政権下のアフガニスタンに暮らす二組の夫婦。画家と歴史教師、看護師と刑務官。
アフガニスタン3本目はこちら。
18フレームの淡いアニメーションには、激…
映画『カブールのツバメたち』
アフガニスタンはどうなっていくのか?
フランス・ルクセンブルク・スイス合作のアニメーション。84分なのであっという間に観終わる。
男性至上主義の社会を築こうとするタ…
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