今年7月に亡くなった“ボサノヴァの神様”にまつわるドキュメンタリー。
発端はドイツ人ジャーナリスト:マーク・フィッシャーの著者『Ho-ba-la-lá: À Procura de João Gilb…
あー、ジョアン。ジョアン、ジョアン、ジョアン。悲しくもあり、嬉しくもありあり、やっぱり悲しいけど、同時にジョアンの優しさを感じることができたのが救い。日本でのコンサートはドアの下に差し込んだ手紙のや…
>>続きを読むドイツ人ライター(劇中では「作家」、検索してもあまりはっきり分かりませんが、ジャーナリスト、ライターという感じ)のマーク・フィッシャー(Marc Fisher)が2011年に出版した「オバララ ジョ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
そもそもの「僕(そして死んだ著者)が好きなんだから会って欲しい。なんなら目の前で歌って欲しい」という考えがよく分からない。だからなのか、垣間見える自己陶酔的な演出も鼻に付く。マネージャーに会えるのな…
>>続きを読むジョアン・ジルベルトが終盤こんなにも世間から遠ざかって生きていたことは知らなかった。そして現代そんなことが可能なのか、と。
ジアマンチーナ、いいとこだなぁ。
あんなところでゆっくり生活したい。
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オタクの聖地巡礼
愛してるしリスペクトしてるから会って自分のために歌ってほしい!ってそれ言い出したらジョアンキリないし、相手のメリット何?人に会いたくないって言ってるんだから本当に好きなら放ってお…
嘘の話なのか本当の話なのか、見終えた後の方が煙に巻かれて。追えば追うほど膨らむイメージと追うことで紐解かれ露わになる正体との差異だけが、今ここの接点であり実感であり葛藤でもある。自分の中で積み上がっ…
>>続きを読む昨日鑑賞の『ジョアン・ジルベルトを探して』。「イパネマの娘」、「想いあふれて」のギター演奏と甘美な歌声でボサ・ノヴァの神様と称えられ、もう10年以上も公に顔を出さない伝説のジルベルトを訪ねる音楽ド…
>>続きを読むもし無人島に
音楽のアルバムを
一枚だけ持っていくとしたら
それはGETZ/GILBERTO
ジョアン・ジルベルト
彼がまだ生きているような気がする
さっきの街角で
すれ違ったような
…
主演も兼ねている監督が作品内でも独白しちゃっている通り、ジョアンを探しているのか、マークを探しているのか、それとも自分を探しているのか?つまるところ何をしたいのか分からなくなってしまっていることがよ…
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