ジョアン・ジルベルトを探しての作品情報・感想・評価・動画配信 - 5ページ目

「ジョアン・ジルベルトを探して」に投稿された感想・評価

erigio73

erigio73の感想・評価

4.0
初めにリオのイパネマ海岸が映った時、昔リオに行った時の香りを思い出した。当時撮った写真とこの映画の色と光がほほ同じだったので、私のカメラのフィルムが褪色していたわけではなかったのだ…!と知った。ボサノヴァがずっと流れて心地良い。ジョアンジルベルトが後年隠れ仙人みたいに生活していたとは知らなかった。この7月に88歳で亡くなったのは記憶に新しい。DVD買うかも。
ERI

ERIの感想・評価

4.0
いい映画だった。物語も含めてとってもサウダージ。ウトウトしたのは想定内wリオの海や風景や室内がたまらんええ。ペンキ塗った白い壁にプロジェクターで映してずっとみていたい。すごく好きな曲(ウーウー歌ってるやつ)が映像とリンクして泣きそうになった
mami

mamiの感想・評価

4.0
これをみんなに勧めるか?って聞かれたら、うーーんって言っちゃうと思う。

そもそもなぜ観たのかというと、同じくボサノバ好きの同僚がこんなのあるよ〜って誘ってくれたから。あとは24のときに行ったリオ・デ・ジャネイロの風景が懐かしかったから。映画の内容は正直全然知らなかったけど、ジョアン・ジルベルトが出るドキュメンタリーなんだろうな、みたいな軽い気持ちで観にいったら全然違った。まぁびっくりするほど本人が出てこない。

想像していたものとは違ったものの、こういう手法のドキュメンタリーもありなのか(作るの絶対楽しかっただろうな)という気づきを得たのと、地球の裏側で見た風景、歩いた場所、なにより会話した人の顔を5年越しに渋谷の映画館で観ることができてこんなエモすぎ!生きててよかった!!ってなったので個人的にはとてもよし!(なにこれ)
MissY

MissYの感想・評価

4.0
ジョアン・ジルベルトもう亡くなったから会える訳ないじゃんと思っていたら、これは亡くなる前に撮影されたものなのですね。ドイツ人作家が書いた本を参考に監督がジョアン・ジルベルトの関係者に会って色々なエピソードを聞いていくのだけど、こんな情報社会でこれだけ人との接触断つことが出来るものなのかーと驚き(そこか?)
一緒に探偵物語に参加した気分になれる、なんか不思議な映画でした。

訃報が流れた時、小野リサさんが逸話として、リオのホテルでフロントの人が「ジョアン・ジルベルトと電話で話しますか?」って言って、取り次いでくれて、話したと語っていました。それは小野リサさんが、前の日にブラジルのテレビでジョアンの事話していたのを見ていたからだそうだけど、その記事を読んだ時は、ふぅーん、くらいに思ったんですが。この映画を見たら、それはものすごーーーくラッキーなことだったと分かりました!!
ボサノバに彩られた旅行映画。

前半けっこう眠っちゃったことを後悔…
カリテのシートは寝心地が良すぎるんだ、と言い訳させてもらおう


でも物語調のドキュメンタリーな感じ、大好きだわ。
音楽もいいし、ほんとこれ好き。

マーク・フィッシャーの本をもとに行動してジョアン・ジルベルトを探すうちに、マークに身を重ねるジョルジュが、すごい良くてなんか素敵だなぁておもった。

ほんとに前半眠ったことが悔やまれる。


終わり方もいいし、旅気分になれるのもいいし、ほんと好きな物しかない映画だった。
ボサノバの神様、ジョアンジルベルトを巡る旅の記録。ゆったりと流れるブラジルの時間と会話の積み重ね、全編に流れるボサノバが心地よかった。正直、ジョアンジルベルトのことはそんなによく分からなかったけれど、ウィットに富んだチャーミングな奥様と、リオの美しい夜景がすごくお気に入り。
ブラジル音楽に憧れるドイツ人作家さんのストーリーが、ダサくて孤独で、すごく好き。
mononcle

mononcleの感想・評価

3.0
ボサノヴァでダンス依頼を受けているので、これは見ておくべきと鑑賞。
いくら伝説のボサノヴァの神様か知らないが、憧れと敬意を持ちながら取材しようとする人を拒否して隠遁する姿勢に関心が持てない。あげくの果てにドア越しに・・。こんな人にはなりたくないな〜というのが正直な感想である。
カイ

カイの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

夭折の作家・Marc Fisherが生前書き上げた「オバララ ジョアン・ジルベルトを探して」で言及された足跡を監督であるGeorges Gachotが辿るドキュメンタリー。最大の謎であるJoao Gilbertoを追い求める中でMarc Fisherの姿も同時に浮き彫りになる二重構造の優れた「探偵物語」でもある点が素晴らしい。ブラジル音楽が好きな人であれば、Joao DonatoやRoberto Menescal、Marcos Valleといった大御所の登場にも嬉しくなる。迫れども迫れども尻尾を掴ませないJoao Gilbertoが小憎らしくも想像を掻き立てる。「憧れ」の彼は風のように、そしてボサノヴァのメタファーである鳥のように追跡者の手をすり抜けていく。そしてあのラストシーン。2時間の旅を、監督の目を通して共に体験した観客にのみ幸福なご褒美が待っている。見終わった今もバスルームで木霊する音のように離れない歌声。完璧なクロージング。謎は解けないからこそ巧妙で美しい。ギターと歌声で一つの時代を創り出した男の偉大で繊細な歴史に触れる、大きな愛に溢れた映画。素晴らしいです
nao

naoの感想・評価

2.5

このレビューはネタバレを含みます

"ジョアン・ジルベルトを探して"というよりは、
"ジョアン・ジルベルトを探した亡き作家の足跡を探して"と言った方がしっくりくるのではないかな?というのが第一印象。

ジョアン・ジルベルトに関する事で、そうだったのか!と思ったのは日本公演のきっかけくらい…かな?

ホテルの廊下に歌声が漏れている、冒頭とラストのそれぞれの映像。
やっとたどり着いたドア越しのジョアンがラストのシーンだとすると、冒頭のそれは何だったのか?

ジョアン・ジルベルトの私生活を探す映画だと思って観たので、消化不良気味です。
ジョアン・ジルベルト・プラド・ペレイラ・ヂ・オリヴェイラはボサノヴァを創成したとされ、ボサノヴァの神と呼ばれている。

ドイツ人ライター、マーク・フィッシャーがジョアン・ジルベルトに会うためブラジルに出向いた顛末を描いた本がある。
ガショ監督は、マークに強く共鳴し、彼の夢を実現すべく、その足跡を辿りながら、どうにかしてジョアン・ジルベルトに会おうと、ジョアンゆかりの人々や土地を尋ね歩く。

謎解きのような映画だった。
リオの色彩のコントラストに、ワンテンポ遅れたリズム感、そしてギターと歌だけで音楽の歴史を変えたと言われるジョアン・ジルベルトを囲む人々。
決して表に出てこない彼をひたすら思い足跡を辿る2人のヨーロッパ人。
奥様ミウシャがこう告げたのが印象的だった。
「会いたいと言うだけで何もしないのではなく、彼に言葉を投げてみては?彼は言葉を選ぶ人。日本のコンサートだって一通の手紙がきっかけなのよ。」
人を想う気持ちについて、すごく考えさせられた。