これは君の闘争だの作品情報・感想・評価(ネタバレなし)

「これは君の闘争だ」に投稿された感想・評価

k

kの感想・評価

5.0
ドキュメンタリーの中でも珍しい疾走感で、高校生の頭の回転と行動力を体感させてもらえた気がした。
本作のメインとなるデモや占拠の中心人物となった3人が語り部となり展開していくストーリーは、かなり混沌としているのに全てがすぐに理解でき、思わず唸ってしまうほど力強かった。
弱気になってしまうときに思い出して力を与えてもらえる映画を、地球の反対側である日本に届けてくれたこと感謝してます。

権利を訴える叫び声の元で、革命は静かにやってくる。

「現実は想像を凌駕する」というキャッチコピーがかっこよすぎるし、スクリーン越しでもそれを目の当たりにしたことは財産になりました。

この映画がわたしに眼差しを向けてくれるように。「これは君の闘争だ」と、バトンを渡してもらえるように。
私はここで、私たちのやり方で。
つぐみ

つぐみの感想・評価

3.9
圧倒的なリアリティと内面から湧き出る熱量に、日本で叫ばれる多様性だ格差の是正だのチョロさ具合を恥ずかしくなると同時に、良くも悪くも平和すぎるんだと改めて知らされる。
もちろん鈍感、無知であるよりはコンシャスに学ぼうとすることが大事だけど、本当に本当に代理店発ファッションSDGsアプローチ、キツさが染みる。

私は私なりのadvocacyとして月々アフガニスタンに支援をしてるし、equalityと equityの話を娘ともしてるし、できるだけアクションを起こしてるし、たくさん仕事でも関わってる。
だけど、MeTooしかりBLMしかり、強く怒りを露わにして立ち向かって行こう、となれないのは、絶対私はデモとかに参加できないからなんだよね。勇気だ覚悟だって話じゃなく、巻き込まれてケガするとか警察沙汰になるとか、物理的に痛い思いをするのに臆してしまう。そんな私に社会への怒りを叫ぶ筋合いないよなーと、自分自身のヌルさも痛感してしまうのだった。

ただ問題提起としてはすごくいいけど、ずっと同じフローの繰り返しなので見ていると飽きる。もう少し大人や体制側の声も知りたかった。
藍住

藍住の感想・評価

4.0
ブラジルで公立学校の予算削減案とそれに伴う廃校(これがボルソナロ大統領誕生前の出来事って信じられない)に抗議する学生達の闘いの記録であり、青春の記録である。
政治を動かすのは私達であることの証明。
デモをやる意味ってあるの?
そもそもデモって暴力とか危ないイメージあるけど大丈夫?の完璧な答えがこの中にある。
デモを暴力に染めるのはデモの参加者ではないし、デモをやる意味はある。
絶対にある。 


映画から漲るパワーが凄すぎて今爆裂元気!!!!!
これからも絶対に黙らないぞ!!!!!!!!!!の決意を胸に、映画館から出てきた。
デモに参加する学生たちの姿に勇気をもらったと同時に、学生が安心して勉強できる環境を作るのは私達大人の世代なので、私は日本で子供を支えられる大人になりたいとも思った。
へこたれそうな時に観たい映画リストに入れる。
良いドキュメンタリー映画だった。
この熱気・エネルギーには圧倒される。
ブラジルの政治状況を鑑みれば決してうらやましいとはいえないのだが、多くの若者が社会を動かそうと実際に動いていることに感嘆する。
抗議やデモに対して「わたしは関係ないや」と思っている人にどう届けるかという課題にもきちんと触れられている。この問題に解決策は提示されてはいないのだが、それでも連帯して運動を続けることでなにかを変えられるかもしれない。そんな勇気がもらえる映画。
2010年代、激動したブラジル社会の変遷を追ったドキュメンタリー。

教育問題に関するデモを、学生目線で。

ナレーションというより“副音声”で、当事者が映像を見ながら回顧。

真摯に学生の話に耳を傾ける、男性警官が印象に残る。
初めてわざわざ他県まで映画を観に行った。それくらいには思い入れがある映画。万人にとっての名画かはわからないけど、わざわざ見に行っただけの成果はあった。

すごーく久しぶりにパンフレットを買った。800円分の価値はあった。

感想を書くのは結構難しい。面白かったけど、面白かったといっていいものなのか。

ドキュメンタリー映画なんだけど、油断するとフィクションの映画を見る感覚で見てしまう。その理由は映画の内容が自分にとって余りにも非現実的というのが大きい。

この映画で起こってることから学びを得て簡単に自分の生活に落とし込むのはなんというか気がひける。

とりあえず、今日見た映像はフィクションじゃないということだけは忘れないでいこう。
waki

wakiの感想・評価

4.5
貧困層を切り捨てたり、教育を蔑ろにするところとか今の日本の政治と重なって全然他人事になれなかった。女性参政権の歴史にも触れていたが、権利がある/権利が守られることは当たり前ではないことを私たちは自覚する必要がある。
Norman

Normanの感想・評価

4.4
ななげいで鑑賞。
ちょっと、これは衝撃的すぎた、、
実際の映像、演技ではない迫力。
迫力って、、見せ物じゃないと思うけど、、第一俺は全くの無知で、だから衝撃的だった。
学生運動に参加した本人が当時の映像を振り返りナレーションをしていく。時にはラップにのせて。音楽がめちゃカッコよかった。おかげで彼女らの主張が一貫して伝わってきたし、それらに対立する国(警察等)も明確に示されていた。
途中、「そこまでするのか」と思ったり、「そこまでしないといけないのか…」と考えたりと思考は逡巡した。
そう、、まさに君たちの映画の世界に入り込んでいた…
最後の最後まで。


これが本物の闘争か…
よう

ようの感想・評価

4.0
ファッションじゃなく、ホントの意味で【多様性】を作り出すなら、ある一面だけを見ていてはダメだと思う。苦手だから、見ないように隠していても、世界には目を背けたくなるような現実がある。日本人の知らない暴力と貧困。そして若い人達の「政治に参加する」という意志。権力者に対しての不満に、誰もが声を上げて対抗して世界を変えていく。バスの値段が少し上がるだけで学生たちがデモをして値上げに反対する、値上げを止める。殴られても逮捕されても何度でもやる人達の物語。同じ時代に生きている、同じ人類とは思えない映像だった。ブラジルは日本より貧乏で教育も行き届いて無いかもしれないけど、一人一人が主体的に生活と政治を結びつけて考えていてビックリした。生きてる感が凄い。日本人てなんなんだろうな。ここまで政治にコケにされても何も言わないどころか独裁を選び続けている。世界的な視点に立つと俺ら教育絶対間違っていて、どんどん取り残されている感覚はある。上映館は少ないけど、色んな人達に見てもらいたい作品だった。他の国を知ることで、日本人の事、自分の事を知る機会になる。コロナで旅行に行けない今だからこそ尚のこと
sasha2022

sasha2022の感想・評価

4.0
議員は家でお休み、俺たちに席を譲れ🎵🤟🏻ラテンパワー全開の韻を踏んだラップ調のデモは見ててすごい熱気だった!学校再編成に反対し政府と闘うなんともファンキーなブラジルの若者たちの闘争。警察官に身体検査されて定期検診おつかれ!はファンキーすぎる😂ブラジル史上初の極右政権ボルソナーロ大統領政権の発足前夜に完成した作品らしいです。あの時はまだ、こんなトンデモオヤジがトップに立つなんて誰が想像してただろうか。。きっとボルソナーロが政権握った後だったら殺されてただろうな、、世界第3位の囚人数を誇るブラジル。自国民も認める暴力社会。警察が高校生相手に容赦なし。マリアの安否が気になるけど雰囲気的にダメだったぼい。。
>|

あなたにおすすめの記事