はなれ瞽女おりんの作品情報・感想・評価・動画配信

『はなれ瞽女おりん』に投稿された感想・評価

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4.0

哀しくて、苦しい。辛い。たまにある穏やかな場面に少し救われるが、ずっと暗澹たる気持ちに覆われる。

体が繋がった時の温もりだけが、孤独を埋める手段で、嬲り者にされてると知りながらゲス野郎に縋る。やっ…

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5.0

水上勉原作。作者が子供の頃、祖母から聞いた寺に身を寄せていた女の話から、いつか小説に書き上げようとしていたモチーフ。
瞽女(ごぜ)は限定された地域性をもつ、ある種のセーフティネットとして機能した職能…

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岩井俊二が好きな映画🎬 撮影🎦 宮川一夫
という事で📀レンタル

松竹ヌーヴェルヴァーグ 3人の

怒りの時限爆弾 大島渚 (妻 小坂明子)

ではなく

理論派アヴァンギャルド 吉田喜重 (…

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lopt
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映像作品としての完成度はさることながら、岩下志麻の演技力に驚く。当時これが日本アカデミー賞受賞していたことを考えると、今と当時では評価される作品が明らかに違うなと思う。
瞽女を題材にした映画としては…

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序盤でうとうとしまったが、どうにか話にはついていけた。ストーリーうんぬんよりもこの映画のローカル感が好きだ(うとうとしてしまった言い訳ではない)。山車が映る祭りのシーンはもっと見たかったな。石崎奉燈…

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このレビューはネタバレを含みます

13年ぶりに、監督の追悼特集で観ることに・・・。
軍国主義の中、目がみえない女性は、男性の性の玩具になりはなれ瞽女になるか、あるいは端から死ぬしかなかった(志麻さんと希林さんの所に来た女の子のように…

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緑
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このレビューはネタバレを含みます

女としての業が深く
はなれ瞽女として生きるおりんが、
鶴川と名乗る脱走兵の下駄屋と出会って
お互いに惹かれ合うも
おりんを神聖視する鶴川は
頑なにおりんを抱かず、
おりんを抱いた薬屋を殺したことで

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4.0
35mmフィルムで鑑賞。
方言がキツすぎて地のセリフでも字幕が必要。
端役の西田敏行と樹木希林の存在感

【演出】
何とも静かで美しい演出!!
よくある邦画では自分の思ったことを声を大にして発するといったシーンがあるが、興ざめもいいところである。
それに対し本作は、何と静かなこと・・・。
決して自らの感…

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