トルーマン・カポーティ 真実のテープに投稿された感想・評価 - 8ページ目

「トルーマン・カポーティ 真実のテープ」に投稿された感想・評価

marinA

marinAの感想・評価

3.0
たくさんの人の証言に取り囲まれたカポーティは幻想しかなくてドーナツみたいな印象、本人もその幻想を演じているから尚更

自分を観てギョッとした相手が気まずくならないように奇抜でいてあげるっていう話が忘れられない
七個

七個の感想・評価

3.8
セレブリティやソーシャライツに囲まれていたカポーティの眼鏡の奥の視点
貴重な映像や音声、写真とともに
正直、現代でインタビュー受けてる人たちは胡散臭かったりするけど
カポーティに邪険にされてたウォーホルとか想像するだけで笑える

このレビューはネタバレを含みます

年齢層高かった

冷血でペリーに対する執着というか、愛着みたいなものはすごく伝わってきたけど、なるほど惚れてたんや

とか

まさかのアラバマ物語とカポーティの関係

みたいに

ほー!ってなる内容は多かったけど

ドキュメンタリー映画としては、普通やったかも

まだ3冊しか読んでないので超絶にわかやけど、これからもっと読んでまた配信されたやつを観ようかなと思いました

彼みたいに、
一般的に言えば弱みになる生い立ちやその他特徴が多くても
その人にしか出せない色みたいなのが強い人が素敵だなぁと思いました
2時間は長い…
川本三郎氏の字幕監修もあり安心感はある
写真は既視感があるものが多いものの、映像部分はやはりまとまって観れるのは良い
叶えられた祈りはメインなのか、そうでないのか?
インタビューの人選の意図はよくわからない
冒頭、のちにカポーティの養女となったケイト曰く「父はトルーマン・カポーティの恋人になった」。。ここからしてぶっ飛びの展開。
カポーティの両親は離婚、母親は男漁りに夢中で彼を置いて出ていき、のちに自殺。母親は息子がゲイであることを受け入れなかったといい、このことがカポーティの「自分はゲイの寸詰まり」(背が低かった)という自虐に繋がっていく。『ティファニーで朝食を』のホリーには母親が投影されていて小説ではホリーは違法ギリギリの娼婦であるらしい。カポーティは映画化にあたりホリー役がオードリーヘプバーンであると知ったとき「怒りに震えた」という。(今ではヘプバーン有りきの作品なのにねぇ)
絶筆『叶えられた祈り』ではNYセレブリティの爛れた実態が暴露され、これが命取りとなりカポーティは社交界や文壇から抹殺される。お決まりの酒とドラッグに溺れたそのさまは「別人のように老けて小さくなり酒をぶら下げ物乞いのようだった」という。彼の心には母親から拒絶された絶望が黒々と居座り続け、さらにセレブリティの仲間入りをしていても心のうちには彼らへの軽蔑があり、相反してよそ者の自覚があり、この複雑な病んだ意識が文学をもって″幇間の反乱″を企てたようにも思えるのです。

【おまけ】
ノンフィクション・ノベルというジャンルを作り出したカポーティ著『冷血』はリチャード・ブルックス監督で1967年同名映画化されていて私は面白く見ました。興味のある方はどうぞ!
2020年11月18日 渋谷ル・シネマ
カポーティは全部読んでいるが、30年くらい前なのでもう記憶にない。カポーティの似たような映画が10年くらい前にあったが、それも記憶なし。
というわけで、カポーティの生涯を素直におさらいしたって感じ。
それよりもジェイ・マキナニー! この人へのインタビューシーンが結構出てくる。「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」のベストセラー以降何してたんだ?
yumiko

yumikoの感想・評価

4.5
才と生の痛みの相乗効果: それでも友と笑える日々が束の間あったのなら、、、たとえ道化の笑い、仮面の笑いと表裏であったとしても。
純粋すぎる少年が奇人に紛れ込むことによって、人生が変わってしまったという話。
いやドキュメンタリーやけど。笑

彼はどこも変じゃないし、理解できる納得できる点がたくさん。
ただやはり愛されて育たないと、人との付き合い方や愛し方愛され方を知らないので 
可哀想だな、生きづらいだろうな、とも。
大人になってから気付くと、その悲しみや経験を乗り越えるための選択肢がたくさんあるわけで。難しいよね。
心が弱いわけでも精神が病んでいる訳でもない、ただ心が綺麗な少年でした。
ティファニーで朝食をの映画しか観たことないので小説読もうと。
ジジイ

ジジイの感想・評価

3.3
あらゆる文学はゴシップである。この言葉を地でいくような創作活動と生きざま。真実にこだわっていたようにも、逆に本当のことなどどうでもよかったようにも見える。そのスキャンダラスな内容で物議をかもし、大好きな?社交界から追放されるきっかけとなった未完の小説。彼の叶えられなかった祈りとは一体何だったのだろう。子供の頃から亡くなるまで決して手放さなかった手作りジンジャークッキーの缶が無垢な彼自身を象徴しているようでとても切なかった。
き

きの感想・評価

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「叶えられなかった祈りより叶えられた祈りのうえにより多くの涙が流される」

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