剣の舞 我が心の旋律の作品情報・感想・評価 - 2ページ目

上映館(8館)

「剣の舞 我が心の旋律」に投稿された感想・評価

insomnia

insomniaの感想・評価

3.3
序盤はまだ良かったが、後半にかけて盛り上がらなければいけない場面でことごとく転けていた印象。演出の所為なのか、皆大根役者の様。
コメディーかと一瞬錯覚して笑ってしまう。
良いシーンが凄く短かったりと、勿体無いの嵐
皆さん書いている通り、面白いとは言えない…。最後の「その後の偉大な作曲家ハチャトゥリアンの活躍!」みたいなニュース映像はなんだか政治的だし…。ただ自分的には、最近ロシア関係の本を読んだり、映画を観たりしているので、それなりに興味深かった。
超低評価の作品ですが東欧の民族舞踏に関心があり見に行きました。
実在の作曲家アラム・ハチャトゥリアンのバレエ音楽創作のお話。
バレエとして出てくるのは″ガイーヌ″の一幕『バラの娘たちの踊り』(美しかった!)と8時間で書き上げたという『剣の舞』。でもこれ2分半程の短い曲なので一度書き出せば8時間あればできるかな?なんて💦
余談ですが後にウィーン・フィルが早弾き競争みたいなのをしていてクラシックもたまには遊ぶんだね、と楽しくなりました。
あとは浅田真央ちゃんが使用した『仮面舞踏会』
楽曲を挟んで人間模様も色々。
バレエとか民族主義とか大戦下の社会主義とかに関心があればどうぞ・・・(´д`)
papanda

papandaの感想・評価

3.1
「剣の舞」という音楽を聞いたこともあるし、ハチャトリアンという名前も聞いたことがあるけど、それ以外何も知らないので見てみた。わずか8時間で作られたことすら知らなかった。いつの時代の人なのかも知らなかった。権力を持つ者が芸術やそれを創る人達にいろいろ口出しをして自由を縛り利用しようとするのは、いつの時代でもどこの国でもあるのだな。それは「芸術」にそれだけ大きな力があるということか。バレエシーンがよかった。ハチャトリアンの他の音楽をもっと聴きたくなった。
秋

秋の感想・評価

2.9

すごく厳かで名作の期待をもたすが、
伝記の範疇を越えない、
最後にクライマックスも盛り上がらない。
Mpoppins

Mpoppinsの感想・評価

2.3
ハチャトゥリアンが、『剣の舞』を8時間で書き上げるまでの史実を元にしたストーリー。

最近、意図せずして史実に基づく作品を立て続けに観ており、どれも良かったので、今回も期待して映画館へ‼️

う~ん…。
今日は早朝勤務後に映画館へ行ったせいで冒頭うとうとしてしまったからなのか?と、思ったが他の方のレビューを読むと寝てなくても感想は変わらなかったように思う(@_@)残念。

ストーリーは、政府から譜面の書き直しばかり言われて、書き直しをし続けるハチャトゥリアン。
・彼のことが好きな女性サーシャ。
・サーシャのことが好きな譜面にパートがないので活躍の場がないサックス奏者。
・ハチャトゥリアンに嫌がらせのように書き直しを言うサーシャのことが気になってる政府のおっさん。
・ハチャトゥリアンの付き人?みたいなおっちゃん
・ハチャトゥリアンの夢の中に出てくるおじいさん

大まかなメンバーはこんな感じだが…『剣の舞』を書き上げる以外はほとんど登場人物達の結末がよくわからない。解決しないまま映画終了。

ちょっと調べたところ、この映画脚色が多いようで…。

『剣の舞』の冒頭は汽車の音から発想がわいてきたことは、解った‼️そこからさらにもっと曲を掘り下げるとかしてほしかった。
もう一度いいます。残念でした。

あっ!バレエのリハーサルシーンはすごく綺麗でした。
 どうにも盛り上がりに欠ける作品で、登場人物の誰にも感情移入できなかった。主人公はとても落ち着いた紳士で安心感があるのはいいのだが、その内面にある苦悩が上手く描かれていないので、物語が空回りしてしまう。映画自体があまり熟れていないのだ。
 普通に起承転結のストーリーにすれば主人公に生い立ちも含めて感情移入できただろうと思うし、剣の舞の作曲と初演奏に向けて盛り上がった筈だ。過去と現在の行ったり来たりが判りづらく、ひねり過ぎの感がある。
 演出家は音楽の経験がないのか、俳優が演奏するシーンで違和感があった。一流の演奏家は演奏する姿も美しい。プロゴルファーのスイングが美しかったり、プロテニスプレイヤーがどんな態勢でも基本のフォームで打ち返すのと同じである。ショスタコーヴィチはバイオリンを上手に弾くことは出来なかったとは思うが、それでもあれほど不格好にヴィオラを演奏することはない。ハチャトリアンのチェロ演奏もぎこちなさ満載で、このシーンは本当にがっかりした。

 好意的に解釈すれば本作品は次のようにも受け取れる。
 アルメニア出身のハチャトリアンは幼い頃に母から豊かな愛情を受けて育ったので、温厚で慈悲深い人格者となった。思索するのに言葉ではなく音で考えると言うほど音楽にのめり込んでいる。作曲は楽器を使わず頭の中に響く音を直接楽譜に載せる。列車の音は彼にとって別れの音だし、父の思い出は親しみのある声とともに彼の心のなかに生きている。
 ふるさとの美しい山々はそれ自体が音楽であり懐かしい拠り所だ。出身地であるアルメニアとアルメニア人の受けた迫害を忘れずに曲のテーマにしていきたいと思っている。剣の舞は戦争を鼓舞するのではなく、悲しみの舞だったのだ。一方で愛国者には理解を示し、出征する兵士に無理をしてバレエを見せる。流石に踊りのシーンはとても美しいが、兵士たちの頭の中には早くも戦場の残忍な音が響き始めている。
 ハチャトリアンは人々が悪意を傍観することがファシズムを生んだと考えており、その洞察力は政治から人間関係にまで及ぶ。サックス吹きの悲劇は政権の威を借りた小役人プシュコフの悪知恵によるものだ。プシュコフはかつて主人公とともに音楽を学んだ仲だが、アルメニアの悲劇を軽んじる彼にハチャトリアンは一度だけ怒りを爆発させたことがある。音楽の才がなかったプシュコフはその後権力の側に立ってハチャトリアンの前に登場した。復讐だろうか。
 プシュコフが公演を許可しなければ劇団の存続にも影響があり、プリマのサーシャは憎むべき小役人の慰みものとなる。権力を笠に着てスターリニズムを大義名分にやりたい放題のプシュコフに不快感を感じながらも、主人公にできることは作曲をすることだけだ。そしてハチャトリアンは公演を成功させるために渾身の曲を書き上げる。偉大な曲の前ではプシュコフなど、躓きさえしない小石のような存在に過ぎなかったのだ。

 という訳で、もともとドラマチックなハチャトリアンの人生だから素直に演出して素直に編集すれば感動的な作品になった気がする。ガイーヌの上演は最大のクライマックスだから、もうちょっと盛り上げ方を工夫できたはずだ。「バラの娘」と被るのを避けたのかもしれないが、剣の舞の曲があるとないとでバレエ団の雰囲気はガラッと変わるはずだから、同じようなシーンを繰り返してもよかった。世界的な評価よりもハチャトリアンの周囲がどのように変わったのかが、観客にとって何よりも気になるところなのである。本作品はサーシャのその後や振付師との確執のその後などがちっとも描かれず、尻切れトンボ感は否めない。え、終わり?という感じで映画が終わったのは久しぶりだ。必要なシーンが決定的に不足している作品だった。
木蘭

木蘭の感想・評価

1.0
 伝記映画はドキュメンタリーでは無いので、架空の人物が出て来ようが、エピソードを脚色しようが、歴史修正主義とののしる事は無意味だし、むしろどう味付けするのかが醍醐味なんだが、ここまで素材の味を殺しまくって人工調味料の味しかしない伝記映画も久しぶりだ。
 架空のキャラクターたちは周りで踊り狂いながらも主人公を輪の外に弾き出し、物語は何の帰結も無ければカタルシスも与えてくれない。

 アルメニア人虐殺事件やら、アルメニア民謡、更にはアルメニア人著名人のバグラミャン将軍やミコヤン(字幕では高官としか表記されないけど)の名前を出してみたりと、現代アルメニアのナショナリズムの夢をハチャトリアンに託した作品になっているが・・・そもそもハチャトリアンはアルメニア人だけれども、一度もアルメニアに住んだ事は無く、ソ連時代もアルメニアの人民芸術家に祭り上げられていたけれど、どの程度アイデンティティを持っていたのか謎の人ではある。
 少なくともモスクワで政治家をしていた兄の引き合いで最高学府で音楽を学ぶ事が出来、コーカサスから小アジアの民族音楽を西洋音楽に取り入れる作風は共産党の文化政策にマッチしていたのは間違いなく、ソ連的で、ソ連が無ければグルジアの一音楽家で終わっていただろう人。
 そんな彼に、反社会主義体制的でアルメニア民族主義の語り部に祭り上げるのは、新しいファンタジーに過ぎない。

 しかも、監督も分かってやっているのだが、ハチャトリアンは「剣の舞」にうんざりしていたのは有名な話。
 クライアント(政府)のごり押しで演出が変わり、一週間前に大慌てで作った曲がウッカリ世界的ヒットに成ってしまい、この曲ばっかり演奏されたのだから、堪らないよなぁ・・・。
 体制に翻弄される芸術家の思いやら、アルメニア人の悲劇や精神性なんかを、この曲に託して行くのだけれど・・・この曲って、劇中でもクルド人が踊る曲なんで無理があると思うけど。

 ハチャトリアン御大の溜息が、草葉の陰から聞こえてきそうな作品。
paoniaco

paoniacoの感想・評価

2.0
2020-66
「剣の舞が出来上がりました」って、で…?曲自体は短いんだから、民族舞踊と一緒に見せろや~
途中から試合放棄気味に見たのだが、それにしても斬新な終わり方。
主人公はもっと髭面です。

 ハチャトリアン
  仮面舞踏会も有名

真央ちゃんが踊ったねー
 あれはすごい振り付けだった
  ほんとに、、、よく滑ったねー

 あ、脱線