ボヤンシー 眼差しの向こうにに投稿された感想・評価 - 30ページ目

『ボヤンシー 眼差しの向こうに』に投稿された感想・評価

その風が、その匂いが、今も記憶に残っている。

上映が始まった瞬間から、すぐに感じたいい映画の予感。これは一体どうしてだろう。何か突飛な演出をしてくる訳でもないが、ごく自然に、映画の中の世界に入り込…

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AKI

AKIの感想・評価

3.8

家業で親からこき使われているチャクラ君、オラこんな村イヤだ~と僅か14才で国境越えて出稼ぎ&自立を目論むも、ブローカーに騙され奴隷として売られてしまう。

売られた先はペットの餌原料を捕獲する漁船。…

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meltdownko

meltdownkoの感想・評価

4.0

強制的な処刑と自らの意思による実行という2段階を経たイノセンスの剥奪の行く先はもはや怪物の誕生と言っても差し支えがないように思うのだけど、前半の残酷ショーを経た後ではむしろカタルシスすら生んでいてい…

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su

suの感想・評価

4.7

大切な日なので記憶に残りそうな作品を劇場で、、、

ご飯も寝床も家族も友達と遊ぶ時間もある、そんな当たり前の日常の中にある嫌なことが積み重なって"今自分が置かれている状況は最悪だ"、"はやく家を出て…

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dozen

dozenの感想・評価

4.2

主人公の少年が見ているもの、人、世の中に引き込まれ、その時々の表情から目が離せない
常にどう思ってるんだろう、何を感じてるんだろうと想像させられる
諦めや絶望のたぐい、単純に生きること、その顔は何を…

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norinori

norinoriの感想・評価

3.9

ほとんど台詞がなく、少年の目付きと作業の繰り返しだけが映し出されます。そうすることで、永遠に同じ事が繰り返されると思うと、胸が締め付けられる、観客の感情を揺さぶられる映画でした。
重くのしかかります…

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うどん

うどんの感想・評価

3.5

いくら家業を手伝っても、毎日の寝床と食事以外の報酬が得られない現状に我慢ならなくなった少年が行き着いた先は...

実家でおとなしく働いてりゃ良かったと何度悔やんだろうねぇ...

無言で労働を強い…

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tmurata

tmurataの感想・評価

3.8

buoyancyって英語の浮力のことか。絶対、人の名前だと思ってたから、主人公の名前と違うことに気づいた時にも全く単語の意味を思い出せなかった(笑)
しかし過酷な話だ。あまり情報入れないで観たので、…

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くう

くうの感想・評価

3.7

ベルリン国際映画祭パノラマ部門上映作品ということで、風景は美しい、美しいけれど、美しいほど現実の酷さがハンパない。

14歳の少年が搾取され続ける労働苦。貧しさもヒエラルキーもどんな国にも階層にもあ…

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じゅ

じゅの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

純粋に実情を訴える話として捉えるならば、最後に語られた通り、東南アジアの漁業における奴隷労働の残酷さの話。その被害者の数は20万人に上るとのこと。
あくまでそれを基にした物語として捉えるならば、人に…

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