1995年ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争の中で起きた大量虐殺事件「スレブレニツァ•ジェノサイド」、その中で家族を守ろうとした女性の姿を描く。
今起こっている戦争の最中、この作品自体がドキュメンタリーの…
ユーゴスラビアから独立したボスニア・ヘルツェゴビナで1992年から1995年まで続いたボスニア紛争。
その末期の1995年7月に国連保護地域内で起こったのが、スレブレニツァの虐殺。
本作は、国連平和…
2本立て1本目。すごい映画だった。
ボスニア紛争、名前しか知りませんでした。ましてや21世紀も間近という時代にこんな虐殺があったなんて…ショックでした。今、ウクライナでこんなことが起きていないことを…
最後の最後の、生き残った男性たちの表情とアイダの表情がなんとももの悲しい。
結末が分かるまで、アイダの、自分の家族を優遇させようとする行動が、第三者目線で見てずるさを感じて微妙だなって思ったけれど…
ボスニア内戦時、国連保護地域内で起こったスレブレニツァの虐殺。当時そこにはオランダ軍一個小隊くらいしかおらず燃料にも事欠く状況で、「国連軍なんざ怖かねーぜヒャッハー」なセルビア人武装集団が押し寄せ、…
>>続きを読むおんなじだ、と思った
ナチスが彼らが気に食わなかった人たちに行った行いも、今ロシアがウクライナに行なっている行いも、おなじだ。私が知らないだけで世界中でおこなわれている。目の前が真っ暗になった。一体…
辛いが現実。紛争は報道などで知ってはいたが、これ程惨いジェノサイドがあったと全く知らなかった。若かった上、平和だったせいで関心を持たなかった自分がいる。
社会や人間の悪は理屈で説明できない。暴力か…
ただただ見ていて苦しい映画だった。
今も世界のどこかでこのような家族がいると思うと、胸が張り裂けそうな思いになる。
引き離される家族、響き渡る銃声、空っぽのトラック。本当に見ていて苦しかったけど、…
このレビューはネタバレを含みます
空っぽの2台のトラック、ゆっくり遠ざかるカメラ。
息子の生/死をめぐって奔走する主人公をひたすら追ってゆくカメラや、この映画を観る者には何が起きているのか明示されない(歴史的な事実としてのジェノサイ…
© 2020 Deblokada / coop99 filmproduktion