ドキュメンタリーとフィクションのあいだが絶妙で面白い。『カンヌ映画通り』なんかはしつこさ極まりない感じだったが、『書かれた顔』はそのへんあさっりしている。坂東玉三郎が自分の舞台を見にくるシーンがいい…
>>続きを読む女形に扮した舞台上の坂東玉三郎と子どもに寄り添って観劇する客席の坂東玉三郎を(音声はシームレスに繋いだまま)カットバックしてみせる編集とか、ハナから歪でおもしろい。そして最終盤の『鷺娘』のシークエン…
>>続きを読む坂東玉三郎の目の演技とインタビューに応じるときの手の仕草で加点0.2
杉村春子が口元を隠しながら少しずつ扇子を閉じていくシーン、あれは狙って撮ったのかしら
101歳の芸者の芸名?すごい。明治43…
歌舞伎に全く興味が無いないため舞台上のシーンで意識が途切れ途切れになってしまったが、現実と虚構の境目が曖昧になるいくつかの要素(坂東玉三郎が女型を演じている様子と素顔でステージに向かっていく様子が交…
>>続きを読む坂東玉三郎にガチ恋しそうになった。。。。。喋りが全部明晰なのだけれど、手の動きが不思議でほんの少し岡村靖幸に顔が似ている。ダニエルシュミットの劇中劇は流石にダサすぎる。よくあんなのに付き合ったな、と…
>>続きを読む坂東玉三郎を主軸とした歌舞伎ドキュメンタリーだが、一番良かったのは冒頭彼が舞台裏を彷徨う劇映画チックなシーン。そうではないのにまるで誰かに追われるように振り返る動作が素晴らしく、被写体への信頼が一気…
>>続きを読む坂東玉三郎はかぶきの役者というよりも玉三郎というジャンルの役者なのかなぁと、20年以上前に松竹歌舞伎座の幕見席で豆粒ほどの大きさの玉三郎の鷺娘を観たきりの私は思っている。蛇足だが六代目中村歌右衛門晩…
>>続きを読むレナート・ベルタの室内空間の撮影は超越している。歌舞伎のドキュメンタリーではあるが、ベルタの撮影が映す彼らの舞台上の表現は映画としても大変素晴らしい。舞台芸者をここまで見事な映画のカメラで捉えた映像…
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