映画のラストで流れる『よそ者』への差別的な発言、(差別やヘイトスピーチと簡単に片付けないでほしい)正直そういう言葉にも現実的な側面があると思う
国を守るために排除や切り捨てが必要な場面って確実にあっ…
あの場所の悲惨さが伝わる映像で、緊張感と恐怖で体調が悪くなった。このジャンルの作品を観る度に、人間はこんなにも残酷になれるのかと奇妙な感覚にもなる。生きるために、正しい思考ができなくなることが怖い。…
>>続きを読むアウシュビッツの現状を伝えるために、逃げ出し奔走する話。
アウシュビッツの現状自体はもう理解してるだろばりに、最初からデータを持って逃げ出すところから始まる。
映画の構成上、普通に考えるのは、
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「アウシュヴィッツは快適な環境」という嘘のようなプロパガンダに騙されていた世界にホロコーストの実態を知る風穴を開けた、決死の覚悟で脱走した人々を描いた実話ベースのドラマ。前提から結末まで描くべきこと…
>>続きを読む全体的に地味ではあるし、殊更盛り上げたり情緒を刺激したりもしない。二人の脱走にサスペンスフルな要素は希薄。
それは取りも直さず"地に足がついた作劇"ってことでもある。ドギツい描写はないだけに子どもた…
アウシュビッツ収容所からの逃亡劇の方がメインで、思っていたようなレポートを発表するまでの様々な困難や発表後の現実などは描かれておらず。収容所内の実態や陰惨な光景はリアルに描写されていたけど、全体的に…
>>続きを読む最近この手の作品を鑑賞する機会が増えた気がする。
そこまで珍しくはなかったかもしれないが、間違いなく近年増加の傾向にあるといえるジャンルのひとつだろう(他は例えば、「実写化」「続編」あたり)。今作は…
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