とっても好きな作品だった
いつも以上に監督のメッセージが明確で力強かったと思う。
シャーロット・ランプリングがめちゃくちゃ効いてて素晴らしかった。
些細な点だけど思ったのはバラ鞭であそこまでやるの…
17世紀のイタリア。
17世紀初めにレズビアンの裁判があったことが記録されていた同性愛裁判記録ルネサンス(読みたいけど高い)が原作。
バーホーベン監督が裁判の記録や本書のセクシュアリティの描写が…
同性愛で告発された実在の修道女ベネデッタの人生を、実際の裁判記録を基に描き出した映画。
前半はホントに信心深い人に見え、中盤辺りからペテン師に見え、ラストはなんか格好良く見えてしまった。
面白いけ…
理知的で教会内で地位が高い人たちのほうが神の存在を信じておらず、あくまでもビジネスとして神を扱っているのが印象的。
主人公は現代であればパーソナリティ障害と解離性障害の診断になるのだろうか。周りから…
信仰のおかしさと、逆に持っている強さ、、皮肉に描きながらも詐欺と描き切らないバーホーベン。
バーホーベンの女性主人公はどこまでも個人で生き抜く姿が魅力的。そこに裸とバイオレンスの画的な彩りが加わって…
修道女が主役で、舞台は修道院なのにめちゃくちゃ性的描写多い。
だからこそ、くっそエロく感じる作品となっていた。
実話ベース?である割には面白かったと思う。だいぶ脚色が入ってるんだろうが。
でも、…
(c) 2020 SBS PRODUCTIONS - PATHÉ FILMS - FRANCE 2 CINÉMA