裁かるゝジャンヌに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 8ページ目

「裁かるゝジャンヌ」に投稿された感想・評価

 サイレント映画の傑作。

 顔。顔。顔の映画。音を発しなくても、ありありと観えてくる。うまい。

 1928年にできた映画なのに、人間のエゴが令和の今でも伝わってくる。すごい。
よーぴ

よーぴの感想・評価

3.3
まずジャンヌダルクが「神のお告げを聴いた」という前提に依拠してるから全く入り込めないのは事実

《首》《ナポレオン》、常軌を逸した伝記映画(もはや伝記映画とも呼べないが)が奇しくも連立する今、改めて見直すべき作品かもしれない。そしてサイレント期における顔の重要性を誰よりも理解し、且つ大胆に、ふ…

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パン

パンの感想・評価

3.6

サイレント映画時代の佳作。
百年戦争で祖国オルレアンを解放へと導いたフランスの国民的英雄であるジャンヌ・ダルクの異端審問と処刑を描いた作品だ。
かなり史実に忠実な映画だと言える。だからこそ淡々とし…

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サーフ

サーフの感想・評価

4.0

この映画、ずっと気になってて見たかったんだけどサブスクでは配信していないし、宅配レンタルでも取り扱って無くて「見たいのに見れない」作品だった。まさかU-NEXTで配信開始してるとは!ホント何でもある…

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観たかったやつ。しかしこれが1928年か。カット等古さを感じない。英雄を英雄視しない演出もそもそも今っぽくて好き。

百年戦争のフランスの英雄、ジャンヌダルクのイングランドでの裁判を元にしたサイレント映画。

半分以上ジャンヌダルクと裁判官たちの顔面ドアップの映像が続くので正直面白くはないけれど豊かな表情から彼女の…

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080き080

080き080の感想・評価

3.8
眼差しで心情を映し出す。追い詰める者と、追い詰められる者。画の圧たるや。何とも言えぬ心地の悪さが伝わってくる。

ずっと観たかった作品。
サイレント期の代表作。ようやく!
ジャンヌ・ダルクの最期を力無く見届けるような97分、正直かなり苦しい。
それにしても声の有無なんて重要ではない、と言わんばかりの圧倒的な映像。観れて良かった。
S

Sの感想・評価

3.7

まるで実際に異端審問裁判を見ているかのように錯覚させるほど異様で異質な迫力。
非常に古い作品なのも相俟って、映画という文化の原点のようなものを感じる。
映画の最初は、役者の演技と撮影の趣向だけで成り…

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