平野啓一郎の同名小説を映画化。
武本里枝(安藤サクラ)は離婚し実家の文房具店で働いていた。文房具店に客としてたびたび訪れていた谷口大祐(窪田正孝)と恋仲になり結婚する。数年後、大祐は仕事中に事故死…
一体誰が何のために?を紐解く過程はミステリーなのかもだけど、この吸引力を保ちながらも、“生きたいのに生き難い人生たち”を静かに掬うように見せられるのは本当にすごいと思う。こういう人生を「卑屈」と一蹴…
>>続きを読む事実
ある人の人生を繋ぎ合わせていく構成。
名前だけでは知りえなかったそれぞれの過去。
ミステリー調ではあるのですが、様々なバックグラウンドきちんと汲み取ろうとしていく展開でした。
追えば追うほど…
このレビューはネタバレを含みます
人生を考える旅シリーズ 第3弾
これは、難しい。。
客観的にこの作品を観ることができる人って、きっと一度も自分の存在を疑ったことのない人なんじゃないかな。
大まかなあらすじは知っていたものの、な…
映画の日だったので話題の日本映画へ。石川慶は、表現方法が面白いので以前から感心があった。前半の安藤サクラが、この人誰なんだ!までは、秀逸だ。その後、妻夫木聡弁護士というか探偵のように登場。ミステリー…
>>続きを読む「イノセントデイズ」以来のタッグとなる石川慶監督と妻夫木聡さん目的で観に行ってきました
途中まで誰が主人公なのかもテーマすらも分からずただ石川さん独特の作風に身を委ねキャストの演技に引き込まれなが…
このレビューはネタバレを含みます
平野啓一郎さんのファンで(マチネ、空白を満たしなさい、どちらも見ました)、こちらの作品についても、原作を数年前に読んでいたため、公開日がとっても待ち遠しかったです!
どのような構成で2時間に収められ…
好きな作者、作品なので公開が待ち遠しかった。
原作に忠実で良かった。
主人公が在日韓国人という設定を無くされそうと懸念していたがちゃんと守られていた。
その人がどんなラベル、どんな過去かなんて関…
原作を読んだのは2019年。それからすぐに映画化の話を聞いたように思う、今回は全く読み返さずに鑑賞した。
それが良かったように思う、読後すぐに見てしまうと省かれたシーンだったりセリフが違ったりすると…
亡くなった夫「谷口大祐」が別人であることがわかった妻から、夫の身元調査を請け負った弁護士が、調査が進むにつれて明らかになる「谷口大祐」の素性と、彼をめぐる人々、そして弁護士、城戸自身の物語です。
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「ある男」製作委員会