映画館で何度も観ているが、DVD廉価版が出たので購入。
成瀬巳喜男といえば『浮雲』が代表作だし、『乱れる』や『女が階段を上る時』といった高峰秀子が主演映画を思い浮かべる人も多いだろう。でも原節子が…
気づけば特集に3万近く突っ込んでいるのだが、遺作となったここまで作品数に対してアベレージの高いこと。恐るべし成瀬組。あと昔は加東大介が出てくるたびに会場が沸いたらしいけど、そういう感じが今も感じられ…
>>続きを読む冷静に見ると主人公の行動と言動はだいぶめちゃくちゃだと思うが、加山雄三がスター然と演じているのでそういう人に見えるのと、トーンがシリアスすぎないおかげで振り落とされずに観れた。まあでもパキスタンに付…
>>続きを読む不幸になるほどエロくなる司葉子とどんな目にあっても明るさを失わない加山雄三の掛け合いでいくらでも面白くなるからよい。成瀬作品ではおなじみ過去から逃れようとして過去の再現が行われる展開も、加山雄三の歌…
>>続きを読む徹底管理された視線のやり取り。流れるような編集の中で挟まれる切り返しの合わなさ。
過去を飛び越えようと決意した瞬間に現前する過去が悲しすぎる。
遺族年金や慰謝料、戸籍など契約に囚われる人たちが解放さ…
好きそ〜〜な映画が本当に好きなとき、最高ですね‥‥‥ 成瀬巳喜男の恋愛がめちゃくちゃ好きなのかもしれないですね‥‥‥ 恋愛私大好きだ 赤ちゃんはどうなったの?と思いつつ(そうなったのである)好きだし…
>>続きを読む人物の動きとしての右往左往で、心の右往左往具合が伝わってくる。
演劇のように動きが絡み合うところもあって面白かった。
まだ成瀬さんそんなに見たことあるわけじゃないけど、稲妻も鳴ったり、今までの色ん…
通産省の夫の栄転が決まり、
明るい未来を描いていた妻、司葉子。
お腹には小さな命も宿りまさに幸せの絶頂だったのだが、ある日突然、
夫は車に轢かれて死んでしまう。
加害者は加山雄三。
彼に過失はな…
素晴らしい
開始早々旦那が死んだそのスピード感に度肝を抜かれる。しかも、事故の瞬間等ではない、さっきまで動いていた人物がいきなり霊安室で死体になっているなんて……
絶対にあり得ないシチュエーショ…