冒頭のカットからシルエットや暖色の電球光を生かした映像が美しい。映画好きのための映画。街の映画館とまでは言わないけどシネマコンプレックス以前の入れ替えなしの単館映画館の懐かしさ。80年代だからそんな…
>>続きを読むファーストカットから心掴まれて離れない。
全ての人たちが心楽しく集う映画館を通して、少しだけ心通わせた良い思い出の話というのがたまらない。
不寛容の時代に、御伽話のようにうまくいかずとも、袖振り合っ…
海辺の古き良き映画館。まだ薄暗い朝、出勤した従業員の女性が次々に灯りを灯して行く。ガラス張りの広い入り口。真鍮製のドアフレーム。褐色の絨毯。中央に八角形のポップコーン売り場。見上げるとレトロなシャン…
>>続きを読む現代のニューシネマパラダイス。
映画は夢物語であり
人生そのものであり
映画を好きな理由全てが詰まった映画だった。
映像も役者も音楽も全てが素晴らしすぎた。
Perfect days を見て
…
サム・メンデスの「侘び寂び」を垣間見る。
先に感じた違和感を言っておくと、結果的にラブロマンスがメインの締めくくりになったわけだが、「黒人の青年と白人のおばさまが結ばれるには、それなりの理由が必要…
私も映画館や映画をとても好きだったことを思い出して嬉しくなった。
映画がこうやってきれいな劇場で見れることの贅沢なことといったらない。
去年カルティエのポップアップストアがまるで昔の映画館のようでと…
映画は光。宝石のようなネオンと花火の瞬きで登場人物を飾り、穏やかな日差しで彼らを優しく包む。しかし光は、人が内に秘めた狂暴な側面をも浮かび上がらせる。
“光の魔術師”ロジャー・ディーキンスの見事な…
©2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.