原題: Leonora addio (👋🏻さらばレオノーラ)。👈🏻内容と関連がなく邦題の方がテーマが伝わる謎仕様w。🇮🇹イタリアでは有名らしい(🏅+👨🏻🦳)ノーベル賞作家のピランデルロ氏の『🏺遺灰…
>>続きを読むノーベル賞受賞者の遺灰を故郷に運ぶ旅。故人について語らない分、淡々と時代背景、市井の人々、政治的なこと、シチリアの美しい風景を描いていく。
まず思うのは、「偉人も死んでしまうと一般人からの扱いはぞん…
ずっーと兄弟でやってきたダヴィアーニ兄弟の弟パオロ(1931〜2024)が、兄ヴィットリオ(1929〜2018)の死後に、1人で映画を撮った。弟から亡き兄への献辞で始まる本作は、実在の作家ルイジ・ピ…
>>続きを読むイタリアの超有名小説家の遺灰をローマからシベリアに運ぶシュールコメディ…?あとその作家の短編小説の実写化もセット。知らない作家すぎてよくわからなかった、作家由来の小ネタも拾えてないだろうし監督も有名…
>>続きを読むキューブリック的なスタイリッシュな画面がカッコよかった。
死者をいかに正しく弔うかというアガンベン的なテーマもアクチュアリティがあって面白い。
ただ、ラストの短編は蛇足としか思えなかったのだが、あれ…
知識が無い私には少し難しかった。
ノーベル賞作家の遺灰が入った木箱がトランプの台に使われたり、縁起が悪いと飛行機に拒否されたりとなかなか滑稽。
シチリアの風景がモノクロからカラーに変わるところが…
"遺灰"と共に垣間見る孤独
久しぶりにレビュー書くのが難しい作品と出会いました。なんせ主人公が"遺灰"ですから。ノーベル賞作家ピランデッロが自身の死を自覚してから物語は動き出し、彼の遺灰が故郷…
「自分の遺灰は故郷のシチリアへ」とノーベル賞作家の遺言。
壺に入れられた遺灰を運ぶも戦後のゴタゴタで右往左往する遺灰。1時間ほどモノクロ映像で遺灰の旅路を見せられてラスト30分はその作家の短編『釘』…
© Umberto Montiroli