観るのに相当な気力が必要と躊躇していたが、行って良かった。鑑賞後に監督のトークショーもあった。
作中では制度や政府が悪いと言っていたが、それらを作っているのは人。現状を変えられるのは日本国民だけ。自…
このレビューはネタバレを含みます
うつ病となった彼が人生を終わらせたい、死にたいと言うに至るまでに、どれだけの苦痛があったのか。牛久に始まり、根底にある差別の意識が人を死に至らしめる。その重みに、もっともっと敏感にならねばと思う。…
茨城県牛久市にある入国管理センターの実態を、収容された人の証言を隠し撮りして捉えたドキュメンタリー。
集団暴行事件で話題になったデニズ氏もインタビューがある。
しかしあの事件は氷山の一角で、信じられ…
入管でのこの様な扱いは人間に対する敬意を欠いた日本人として恥ずべきこと。トーマス監督が映像にしてくれなかったら知ることが出来ませんでした。今すぐ改善せねば。
島国に住む私たち日本人は「難民」の皆さ…
駅から遠くてイヤなのに、
イメフォに行く日は、たいてい雨。
たまたま来てた監督から、
直接お話を聞く。
How shame the fact that we’ve been pointed out …
日本が政府をはじめとしてゴミ国なのは今に始まったことじゃない。まず導入の印象として(殴る蹴るなどの映画的演出によって作品に昇華しようとするのは分かるが)どういう経緯で日本へたどり着き、何故こんな状況…
>>続きを読むシンプルに恐ろしい現実が日本の牛久にあるということがわかります。生き地獄をずっとみさせられることになる。カッコーの巣の上でやショーシャンクの空に、とそれほど遠くない、というかむしろそれより酷い、なぜ…
>>続きを読む自分の国で今も行われている人権侵害と向き合うために、たくさんの人に見てほしいと感じた。
知ったからには、立ち上がらなければと思わせてくれるパワーを持った映画だった。
この映画を作ってくれた監督と、映…
内戦や性的マイノリティに対する迫害から逃れた人たちは、この国では不法入国者としか扱われない。
同じように命の危機に晒されていながら、ウクライナの人たちと一体何が違うというのか。
「日本でこんな辛い…
©Thomas Ash 2021