「全身小説家」
戦後派文学とは彼の事を言うだろう。本作は熊井啓が監督した“地の群れ”等で有名な小説家、井上光晴のドキュメンタリーで原一男の力作で三段階に分けられた話。まず癌との闘い…周囲へのイ…
原一男さんがたっぷり一時間『あちらにいる鬼』と比較しながら「映画って何?」を語ってくださった、トーク付きの上映。
去年『あちらにいる鬼』を見た時に、「ああ、これは『全身小説家』を見直さなくちゃ」と…
前半と後半でガラッと変わる映画。前半は女ころがしのジイさんが癌になって大変だなぁなんてボーッと見てたけど、再現Vが入ってからの違和感と、どうしてそうなのかがわかった時、やっぱり原一男スゴイなと思いま…
>>続きを読む原一男まつり ラスト
面白かった~
絶賛ガン治療中の、いずれは死に行く人の虚構が砂のようにボロボロと崩れていくのを、こんなふうに笑って見られるのは、原一男監督の力はもとより、3割バッター・嘘つき…
人間の下品な欲望を誘い出すようなワイドショー的でいやらしい作為に満ちた、しかしそれがかなり計算して作られてるんだろうと感じさせるカメラと編集。人の話聞いてたり、喋ってない時の人間の表情は雄弁であり、…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
157分と割と長尺の本作(Filmarksでは137分となっている、何故!)。
久しぶりに映画を観るのが退屈で苦痛な映画だった。
やっと上映が終わった、とホッとしたら原一男監督とアーロン・ジェローと…
面白かったぁ。。
小説家は生き方が小説的なのだ。
どんな「教室」でも多かれ少なかれこういうハーレム状態になりうるのかも。。と、「教室」に参加したことのある私は思った。
出てくる伝習所の女性たち(みん…
渋谷アップリンクの特集上映「挑発するアクション・ドキュメンタリー 原一男」にて鑑賞。作家・井上光晴のドキュメンタリー。井上がS字結腸癌を発症し死に至るまでの5年間の格闘を生々しい映像とともに追ってい…
>>続きを読む作家“井上光春”の生(性…笑)を描く長編ドキュメンタリー。
“虚構”と現実…。“虚構”とは何なのか?
個人的には、どえらい面白く興味深いテーマだったなぁ。
カオス過ぎるシーン、言葉の選択、目線、これ…
作家・井上光晴の晩年を追うドキュメンタリーだが、後半、取材が進むにつれ彼の「虚構」が明らかになっていき……。
小説家にまで上り詰める筋金入りの虚言癖である証言者の「虚構」に対して、彼の半生の再現ド…
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