父親から勧められて。不思議なことに親子でこういう好きな映画とか音楽の感覚って似るんだろうね。
言葉に表すのが難しいんだけど、殺人の真髄?が詰まってるような気がする。殺す側、殺される側、弁護する側、…
クシシュトフ・キエシロフスキー初鑑賞。カンヌで審査員賞。
恐ろしいほどのビネットと黄緑っぽいフィルターのもたらす質感がとても印象的でした、陰鬱で退廃的な共産主義国の社会やそこに住む青年の心中の孤独…
1987年、ワルシャワ。ある男はタクシードライバーとして今日も仕事を始め、ある男は弁護士の最終面談に臨み、ある男は何を考えているのかあたりを見ながら徘徊していた。怒れる客、合格を知らされる恋人…
>>続きを読む不良ぽい少年、新米弁護士、タクシー運転手の3人が主な登場人物で、少年がタクシー運転手を殺人して死刑になる映画。
動機は不明で加害者目線で描いてる。
愛に関する短いフィルムが良かったから借りてみた。テ…
あまりにもリアルで重苦しい作品。キエシロフスキーの全体像がまだイマイチ掴めていないのだが、本作に関してはかなり写実的な作風。共産圏特有の閉塞感も相まって、「ダンサー・イン・ザ・ダーク」を想起させるほ…
>>続きを読む2作同時収録。
『偶然』
もしもあの時、電車に乗り遅れなかったら…電車に飛び乗ろうとした結果から主人公の3通りの人生を描く。人生には、タラレバはないが実はこんなものかもしれないというドライさを感じ…
キェシロフスキのドラマシリーズ「デカローグ」の5話目にあたる「ある殺人に関する物語」を劇場公開用に再編集した作品。確かにデカローグの中では異質で強烈に印象を残した物語で、ざらついた質感と全編黄色いフ…
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