人間の境界
神戸市内にある映画館シネ・リーブル神戸にて鑑賞 2024年5月7日(火)
パンフレット入手
原題「Green Border」(緑の国境地帯)
2021年 ベラルーシ政府がEUに混乱を引…
このレビューはネタバレを含みます
ポーランドの女性監督として数々の名作を残すアニエシュカ・ホランド監督の昨年度ヴェネチア映画祭の審査員賞。
2021年からポーランドとベラルーシ国境地帯で起こった、難民の悲劇が描かれます。終幕は22…
こういう映画を観るひとはどういう人なんだろうか考えてしまう。自分もその中に含まれるのだが平常心ではいられない。
ポーランド側の妊婦が夫からそういう映像を見せられて、そんな映像を見ないほうがいいとい…
アフガニスタン難民の女性「お名前は?」
シリア難民の少年「キリアン・エムバペ。」
ここ笑った。人間には境界なんてない。
後半、神様そんな…というところもあったが、私の信じる人間性善説が展開されて嬉…
保守とかリベラルとか関係なく思想やシステムの中で生きているほぼ全ての観客を狙い打っている作品でした。まるでボールのようにという言葉が比喩にならないくらいの難民たちの扱いには言葉が見つからないし、もし…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
星の数は、みんなに知ってもらいたい度。
2021年、ベラルーシ->ポーランド国境。ここを通れば比較的楽にEU圏へ亡命できると信じた難民たちのお話。
乳飲み子を含む幼い子供3人と、老齢の祖父が居る…
このレビューはネタバレを含みます
希望が持てない地獄の日々を送っている人々がいることを私たちは知らなくてはいけないと思った。現実にドラマチックな展開など用意されていない。この映画が現在進行形の出来事であるという点が非常に恐ろしい。安…
>>続きを読む原題は「GREEN BORDER」。緑の森にある境界線。国境を意味してるのかなぁ…
邦題は「人間の境界」。鑑賞後の印象としては、こちらの方が、なんとも深いタイトルだなと。
先日みた現実の瞬間を切り…
ベラルーシからポーランドへ。そこは、シリアやアフガニスタンなど世界中の難民が、最後の脱出口と期待を寄せたところ。しかし、その現実は、あまりに無慈悲な世界^^;
難民と彼らを取り締まる国境警備隊、助…
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