◎第二次大戦後。混乱期のイタリア。馬を買うことを夢見て靴みがきをする少年二人。
大人たちにそそのかされ、収容施設に入れられてからお互いの歯車が狂い出す。
◎素人子役、セット撮影ではなくロケーション…
ウディ・アレンが影響を受けた映画という事で観てみました。
貧しい靴みがきの少年たちの、友情と裏切り。
残酷な結末ながらも『天から射すひとすじの光の存在』を我々に教えてくれます。
劇中出てくる白…
冒頭の白馬に乗るシーン、神に見捨てられた最後に白馬が去るシーンが心をうつ。
2人は常に一緒だった。2人は話すことでその関係が構築されていた。留置場で階の異なる房にいれられ、2人の心は通底しなくなる。…
いやぁ、大人たちに向けたメッセージですかね。
純粋に子供たちは、大人に従い、
それを利用する大人たち。
しかしながら、ずっと暗いのに、
画質もめっちゃ悪かった。
逆に、味があって良かった。
まぁ、非…
ネオリアリズモと称された戦後イタリアの厳しい世の中を生きる貧しい人々の悲哀をリアルに描いた作品群の一つに数えられるデ・シーカ初期の秀作。
馬を買い取りたいという共感しづらい少年たちの憧れは自転車やバ…