戦後の混乱期における靴みがきでその日その日を暮らす子供達。
不運が不運を呼び底へ底へと急降下。
気づけば何もかもが崩れ去り時既にお寿司。
ただでさえ悲惨な世の中。
大人のずる賢さも相まって子供達は利…
このレビューはネタバレを含みます
久しぶりのデ・シーカ監督作品。
今まで観てきた反戦映画でも子供目線から大人の汚さを映したものはあったが、本作はそんな大人への子供の憎しみの感情が子供同士に移行してしまう。それは「ドイツ零年」と匹…
ヴィットリオ・デ・シーカ監督作品
戦後の混乱期のイタリアで靴みがきで生活する少年ふたりのお話
あらすじとか何も知らずに見たんだけど、頑張ってる少年たちの心温まる系かなぁ~?とか勝手に思ってたら、…
長らく観たかった作品の一つだった、デ・シーカのイタリア戦後ネオリアリズムの佳作。しかし思ったよりは期待ハズレでした。あまりにも不快な後味の悪さ、同じやるせない結末でも『自転車泥棒』の方がまだ遥かに救…
>>続きを読むジュゼッペじゃない方の男の子がカッコ良かったしか記憶になかったので再鑑賞。
靴みがきでお金を貯めて馬を買おうと夢見る少年ジュゼッペとパスクアーレ。敗戦後のイタリアも生きていくのがやっと。そんな背景…
子どもを被写体にすえているというのに、彼らが自由にできる時間は馬に乗っているとき、それも盗品というのが救い難い。靴磨きも闇市の親分の小間使いも刑務所での抗争もプロレタリア、ギャング映画の題材なのに…
>>続きを読む良い知らせと悪い知らせ、どっちから聞きたい?
って言われたらどっちにしますか?
早く良い知らせを聞きたい気持ちは分かります。でも先に悪い知らせを聞いてから、良い知らせを聞いた方が希望が持てる気が…
Sciusucia 1946年 イタリア 93分。戦後間もないイタリア。2人の仲の良い靴磨き少年らの過酷な運命を描く。2人には競争馬を持つという夢があり、あと少し金がいる。そこで手を出した悪事で刑務…
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