素晴らしいカットが有り、優れた色彩感覚、しかし、それだけの作品。
この映画には人間が居ない、役割があるだけである。
登場人物が記号や役割に化すと言えばアニエス・ヴァルダの「幸福」(1965年)に似て…
前半40分くらい観られてないのでいつかキャッチアップしたい
やりすぎなくらいな演技が全くもって素晴らしい
暫く観てから時間が経ってしまったけど、1番覚えているのは楓の方の最期と秀虎の狂い様。
最後…
UNEXT配信が今日までだったので、ギリギリセーフ
初の黒澤明作品。
とんでもない美術へのこだわりと、莫大な制作費用。
第三の城が落ちるシーンは圧巻。
最初ピクニックみたいで、微笑ましかったのに…
シェイクスピアの『リア王』を下敷きに、黒澤明にこのスケール感で時代劇をやらせたらそりゃ面白いに決まってるだろって話。色彩、構図、映像美、こんなんもう動く絵巻物やん。スゴすぎ。そりゃ海外評価も高いわけ…
>>続きを読む視覚の豪奢さと悲劇の冷厳さが同居する、映画的思考の高峰である。
シェイクスピア「リア王」の世界を戦国期の日本へ大胆に転置しながら、黒澤は翻案を超えて権力の構造と暴力の再生産について、映画という媒体で…