■成瀬巳喜男監督×林芙美子氏〜🎬■
原作は1951年に『朝日新聞』に連載された林芙美子氏の同名長編小説。
連載中に、同氏は急逝。
ラストは成瀬監督らによって付与された。
実は本作…
成瀬巳喜男と言えば、今では、家庭映画の、女性映画の「巨匠」であると言われているが、家庭映画の「巨匠」言えば、小津安二郎がいる。その意味では、成瀬もいた松竹に、二人の「小津」は必要なく、成瀬がPCL…
>>続きを読むサラリーマンの夫のために「めし」をつくる主婦業に嫌気がさして、
実家に帰って、数日間、ごろごろして、頭が冷やされてきたところに、
夫が迎えに来て、元の鞘に収まるという、
まあ、言ってしまえば、たわい…
配役が小津安二郎と似てるんで、なんで成瀬巳喜男は、このキャスティングをしているのか疑問が?絶対言われるのにね小津安二郎か!本作は、中年の危機を描く。旦那の妹が乱入して、より嫁が気分を害し始め家から出…
>>続きを読む記録
東京から大阪から赴任して来た夫婦の倦怠期を描き、林芙美子の原作を川端康成が監修、成瀬巳喜男が映画化した。
夫婦の倦怠期を描きながら、女性の「自立」と「幸せ」の普遍的な問題を投げ掛ける。昔の…
『めし』を久しぶりに観直す。成瀬巳喜男、1951年の作品。なぜこれを観直したくなったかというとこの所『はちどり』『82年生まれ、キム・ジヨン』など女の生き様についての優れた映画が、立て続けてに公開さ…
>>続きを読む女の幸せとは何か、という問いに対してあのラストはどうなんでしょうかと思いますが、原節子が求める幸せということであれば納得できます。好きで結婚して仲も悪くはないけれどもなんとなく茫とした不安というかや…
>>続きを読む林芙美子の小説を原作に、巨匠・成瀬巳喜男監督が映画化した1951年の日本映画
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黒澤明、小津安二郎、溝口謙二と並び、世界中で評価される昭和の巨匠。他の監督と違って、世界で評価されたのが死後だから、…