2021年11月7日
原作読んだので久々に。『掟の問』を踏まえた悪夢、不条理感は概ね同じなものの、大胆な脚色をしつつ、それでいてきっちりまとめてくる辺りが改めて凄い。それよりも近未来、古風問わずやた…
このレビューはネタバレを含みます
テンポの良い不条理劇、パン・フォーカスを多用したソリッドなカメラワーク、しかも全てのカットが絵画として成立してしまいそう。
オーソン・ウェルズ作品に見られる大胆な構図がたまらなく好きだ。
やけに天井…
人物の会話・人間関係にも劇中世界にも不可解な部分が多すぎて終始違和感を覚えるがあくまでもそれが魅力。光景の異様さにも唸る。いやにだだっ広い空間、大勢集まっているのに一言も発せずほとんど身動きもしない…
>>続きを読む難解で僕には理解不能だった
オーソンウェルズの恐ろしいほどの演出センス
撮影の技術やCGの技術がどんなに進歩したとしてもオーソンウェルズには敵わないのかもしれないと思った
ラストだけものすごく違和感…
これはすごい。まだ完全に理解しきれてないので、カフカの原作読んで、また映画観て評価したい。とりあえずカメラワークやばい。奇妙、不気味、異様、異次元感がすごい。オーソン・ウェルズは「市民ケーン」しか観…
>>続きを読むカフカの原作未読、法律にも疎い自分には初見で全てを理解することは難しかった。
しかしオーソン・ウェルズ作品初鑑賞で彼が如何に偉大な映画監督かはよくわかった。
ここは現実じゃない、と一瞬で気付かせる…
もう少し調べたら残り0.4も足すかも。
カフカの不可思議な話を、冒頭から低い壁と長回しで違和感なく妙に自然と作り上げ、そこからひたすら凄いカットの連続。
司法は役に立たず、建物同様豪奢な出で立ちの後…
フランツ・カフカ原作の映画をオーソン・ウェルズが監督、出演している。とても難解で見応えがある。
罪状を知らされぬまま銀行員のヨーゼフ・Kが逮捕される。逮捕されてるのに拘束されず、いつも通り勤めに出る…