『そして船はゆく』以来のフェリーニ。『8と1/2』や『ドルチェ・ビータ』など若い時分に何作か観ているが、なかなかフェリーニこそ映画、と言いうるほどの理解力は持てず。
ところがこの『アマルコルド』、…
騒がしいやつしか出てこない
けどこんな風に騒がしく生活したい
選んでこの規模でならすごくいい
みんなで並んで歩くことは楽しいことでも寂しいことでもあるって3つの場面
描くけど伝えないそれぞれの…
1930年代の北イタリア、監督の故郷を舞台に、茶目っ気たっぷりの登場人物たちが過ごす一年間。明るい港町、陽気な人々と音楽、四季の移り変わりが美しく、幻想的な映像だった。
平和な日常の中で随所に戦争…
1930年代のイタリアの港町。四季を通じ描かれる、少年チッタとそこに暮らす雑多な人たちの一年間。
一つのストーリーを深追いせず、断片的なストーリーが断続的に重ねられる。フェリーニの散文詩を映像化し…
30年代の北イタリアの1年間を描いていく映画
綿毛で春の到来を表したり大雪の再現など季節表現がフェリーニ作品の中でもとても凝っていた
叔父が女が欲しいと喚き続け石を投げながら5時間も降りてこない件は…
再々鑑賞。
実現できるかできないかは度外視して、穴が開通するまで地球を下に掘り続けていく人間がいたとする。
来る日も来る日も暗い穴を掘り進め、下部マントルを越え外殻を通って内核へと至る。
そして内…
原題『Amarcord』 (1974)
監督 : フェデリコ・フェリーニ
脚本 : フェデリコ・フェリーニ、トニーノ・グエッラ
撮影 : ジュゼッペ・ロトゥンノ
編集 : ルッジェーロ・マストロヤ…