テオ・アンゲロプロス作品。静かな雰囲気と退廃的な風景は好きなんですが、どうも作品のテーマとは合っていないような気がしました。制作意図がよく分からないというか。とはいえ、この街並み、川、海などの映像は…
>>続きを読む川の向こう側とこちら側の結婚式のシーンが今でも心に残っています。
川の真ん中が国境。
川のこちら側に一人立つ花嫁の白いドレス。
あんなにきれいな絵本みたいなシーンはあまりないと思いました。
いつも…
【1992年キネマ旬報外国映画ベストテン 第3位】
第44回カンヌ国際映画祭コンペに出品されたアンゲロプロスの長編9作目。
アンゲロプロスはそこまで好きな作家というわけでもないのだが、なぜか定期的…
「国境が人を狂わせる」
国境、難民…日本に住んでる自分にはあまり実感することのない概念。
アンゲロプロス監督、すみません!勉強不足です!
やっぱりあの結婚式が印象的かな…。あと、政治家の奥さん(?…
アンゲロプロス監督の良作映画!! 重い雰囲気ながらも全体的に美しい光景が多かったです。
テーマは国境と難民問題。ギリシャ国境には「待合室」と呼ばれる移民としての認可待ちの人々が暮らす街があり、かな…
何とも不思議な、そして、魅惑的な映像。黄色い雨具も。
ストーリィは、国境を隔てて、国を捨てて異国に行かざるを得ない人達、難民の少女が婚約者と国境の川を境にして対面せざるを得ないような現実を見せ…
最後にテオ監督の巻末インタビュー観てしまって、監督は国境を外的に捉えてはいない、内的な心の壁や環境への違和感を描いたとあったけど、私はやはり国境いが複雑なギリシャや近隣諸国の歴史的な難民問題がテーマ…
>>続きを読む久々のアンゲロプロス
普段だと採点甘々なのに、タルベーラとアンゲロプロスに関しては本当に好きな監督なので、盛らずに普通に採点してしまう。
観客に迎合しない作りになってるのにも関わらず、なぜか観る人の…
国境と民族をテーマにしたドキュメントっぽいストーリーだが、アンゲロプロス特有のマジックリアリズムっぽさがある。
多用されるロングショットとゆっくり長回しされるカメラによって現実と幻想の境界が拡大し…