原作は『岸辺のアルバム』や『ふぞろいの林檎たち』で知られる山田太一の同名小説。
離婚して仕事場のマンションで暮らし始めたシナリオライターの男が体験するひと夏の奇妙な出来事。
演技上手な役者を集め…
何がなんだか。
狐につままれたような作品。
親子のシーンはとても良いんだけど…
芝居がかってるし、台詞の言い回しが舞台っぽい。それが良い。
「愛した分だけ死に近づく」というコピーはこの作品ママだな…
このレビューはネタバレを含みます
世にも奇妙な物語の質の高い回を観ているみたいな、そんな内容。
前半のちょっと散らかった脚本から、ラストにかけての怒涛の展開が、もう。
「お父さんだ…」からの、妙に胸にくる展開の数々にやられました…
死んだ両親とほのぼのとした時を過ごす。映画らしい素敵な設定ですね。死んだ親父に会いたくなった。
名取裕子の結末は意外でしたが、個人的にはちょっと残念。この展開にホラーはいらないかな。
秋吉久美子の色…
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