大病人に投稿された感想・評価 - 8ページ目

伊丹十三監督作品。116分。

自殺に失敗して昏睡時の夢のシーンは、印象的だった。
ラスト近くのオーケストラのシーンのセリフは、癌になったので言葉の重みが違った。
エンディングで木々のざわめきの音を…

桜の木の下で、3人の顔がアップになるところが名シーン。

病人と医者の成長物語。
花のモチーフ。
般若心経とオーケストラのコラボ。
愛人の哀しい目線。
延命治療への視線。
医者の人間味。


「俺は…

いつまで医者は病気や余命を告げるようになったんだろう
告げないのが道徳的なところ いつから消えたのか

終わりが見えないとなかなかがんばれないよな 人間

"アンタは半分のおまんじゅうだ 今にもあ…

主人公が映画監督兼俳優なので、キャラ造形は違えど伊丹十三本人を自己投影させていたのかも。

やりたい放題に生きてきた主人公が余命僅かとなったことで死と向き合い、覚悟を決めていく。

臨死体験のビジュ…

不謹慎だけど、すごく面白かった。
特に終盤以前までが面白く、ラストは間延びしているかな。
主演が大病人役の三國連太郎。
出演者に役名が無い。
死に至るまでの過程が、俗に言われている通りに映画が進み、…

• #ラスト・ダンスは私に
• #櫻井淳子

いま世界各地の映画祭などで伊丹作品が再評価されてるそうで日本映画専門チャンネルさんにて、デジリマされた伊丹十三ムービー祭り開催中！

今回は「大病人」
こちらの作品は初見でした。いつもは主人公の宮本…

2023/1/13スカパーで鑑賞

ミンボーの女で暴対法が変わり、この映画で告知が変わったような時代を感じる。
今では告知が当たり前になっている。
自分の父親も自ら告知を希望し、一切の治療を拒み、癌…

1993年 監督・脚本 伊丹十三。映画監督は撮影中に身体の異変を感じ病院で検査を受ける。離婚を計画中の妻は病名を明かさず看病するが…。コミカルなトーンでありながら、結末では死生観が問われる。死後の世…