祇園囃子の作品情報・感想・評価・動画配信

『祇園囃子』に投稿された感想・評価

溝口健二監督。
若尾文子は当時二十歳。
木暮実千代との擬似姉妹の物語が美しく哀しく力強い。

流麗な京都弁。
祇園の街に張り巡らされた小道は、2人の袋小路か人生の抜け道か。

様々なアングルで、街と…

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あわ

あわの感想・評価

5.0

ばあやを画面真ん中に置いたところからのダッシュでの横切りがアグレッシブでびっくりした。この間みやこ踊り観に行ったけど、やっぱちょっとモヤモヤするもんな〜〜ラスト、二人がもう一度色街に出向く姿は苦しい…

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tacky

tackyの感想・評価

4.3

若尾文子の放漫的な行動に振り回される、木暮美千代の悲劇。
血の繋がりは無くとも、妹想いの姉の行動によって、若尾文子が、一人前の花街の女として生きる事に目覚めるラストは、清々しい。

ここでも、出てく…

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溝口健二監督作品。

芸者という厳しい身の上で、男たちに搾取されながらも力強く生きていく女性が描かれる。

溝口健二監督作品って、搾取されたり、自己犠牲を払う儚い女性が印象的な作品がとにかく多いと思…

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ごはん

ごはんの感想・評価

4.0
女性の連帯…?
素晴らしい。

祇園を生きる芸者と舞妓の義姉妹のお話で最後静かに泣いてしまった。
出てくる男たちが、結局は彼女たちを物扱いであり、それでもなお妹のために身を捧げて「今日からみよりちゃんの旦那は私や」て姉さんの言葉に…

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祇園の街並みや芸妓の立ち居振る舞いなどが極めて美しく描かれているが、彼女らに群がる男たちが酷すぎるという現実も。

木暮実千代が今まで観た作品の中で最も魅力的。
砂糖

砂糖の感想・評価

4.5
美しくも醜悪な世界に生きる姉妹🥲男達が最悪なので、更に姉妹の愛が輝いて見える

男の身勝手横暴さに振り回される(支配・抑圧)女性たちの息苦しさ

生き生きとしたキャラクター!師弟・姉妹関係の掘り下げと2人の対比からテーマを描き出す。基本的人権も無視して好き勝手思いの儘にできると…

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