熱情に突き動かされることが人の営みであり、それによって歴史は築かれる。確たる理由もなく無価値とも思えるものに追いたてられる人生の喜びと虚しさ。国を人を愛すること、そして反対に憎むこと。熱量をドライに…
>>続きを読む私が大好きな小説家・塩野七生さんのエッセイによると、この作品のイタリア語原題の「Senso」はもっぱら「官能」と直訳されるけれど、その実、「感性」、「感覚」といった、より幅広い意味を含むのだとか。
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先が読める展開な上に1つ1つの場面が冗長で飽きちゃった
でも最後の15分の疾走感がそれまでの不満を少し和らげてくれた 思い切りのよい絶叫は清々しい
フランツのお尻可愛いし当時の風俗や戦場の様子も見ら…
マーラー中尉の無邪気な悪戯小僧のような仕草がエロくて。そんな姿にワナワナしながら高まってしまうリヴィアとの再会シーンは実にヴィスコンティらしい=イタリア映画らしいというイメージを描いてしまうくらいに…
>>続きを読む1960年のヴィスコンティ映画。
戦争に翻弄される男女の悲劇、というよくある物語。よくある物語ではあるが、豪華絢爛で美しい。圧倒的な力を持って貴族という階級を描けるのはヴィスコンティだからこそ。
徹…