あの「東京暮色」の次がこの映画で本当に良かった。
図らずも、公開順で見ることができた。
カラー1作目。
小津の色遣いの白眉は赤色にあると思う。
(赤というか朱色だろうか)
ヤカンや電話などどこかし…
小津映画初のカラー映画。以前国立フィルアーカイブで「浮草」を本来のアグファカラーに修正した上映があって観に行ったことがある。本作放送もアグファカラーなのだが緑が結構発色良く、本来の沈んだ緑ではなかっ…
>>続きを読む娘が嫁いでいなくなる寂しさ、急に言われて消化できない戸惑い、相談もなく勝手に結婚を決めたことへのバツの悪さの表れか、理不尽に頑固な父親の狭量さ。対する母親のどっしりとした安定感。
コメディではない…
久々に再観賞、多分3回目🎬
小津初カラー作品📺
小津安次郎 脚本、監督作品
大手企業の常務である平山渉(佐分利信)は旧友の河合(中村伸郎)の娘の結婚式に同期仲間の三上(笠智衆)が現れない…
家庭の不和が描かれる茶の間での沈黙と時計の音が良かった。
しかし、ちゃんと父ちゃんに腹が立ってしまった。
両親不仲の家庭で育ったため、観ていてキツくなる。そのくらいリアル。
お喋りなおばちゃんが…