Mの作品情報・感想・評価(ネタバレなし) - 68ページ目

『M』に投稿された感想・評価

Zorba

Zorbaの感想・評価

4.6

全編いいショットしかない。何処を切り取っても美味な映画。そこかしこに散りばめられた影を使った隠喩も凄い。特にオモチャ屋のロケットを使った性交の隠喩には度肝抜かれた。カメラ、演出、照明すべてがキレキレ…

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アノ

アノの感想・評価

4.5
トーキー化から間もない時期に「口笛」を活かした演出を組むのがすげえ。
途中から人物の上下関係が逆転するのが最高にスリリング。
ピーター・ローレの目が全てな気がする。
民衆こそ怖いというのは後のラング映画にも引き継がれる。
いずみ

いずみの感想・評価

5.0

「M」
連続少女誘拐殺人事件を追う人々と犯人を描いたフリッツラング極上のサスペンス。死刑執行〜にしろ、正直彼のサスペンスはヒッチコックにはない描写。19世紀のドイツの街並みや雰囲気などがとても独特的…

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ナチ政権直前の作品で何処と無くその後のドイツを予感させる雰囲気を感じさせ、群集心理の恐ろしさが怖いほどしっかり描かれている。「正義とは何か」について考えさせられた。
藤原聡

藤原聡の感想・評価

4.2
「ペール・ギュント」を口笛でふくという禁断の遊びが日本公開時のいっぱしのファンの間ではやったとか
ペコ

ペコの感想・評価

4.2

ドイツの巨匠監督フリッツ・ラングのトーキー作品。
20年代に実在した連続殺人鬼ペーター・キュルテンから材をとっている。

ロリコン精神異常殺人犯の主人公が、恐怖にかられた市民たちに捕まり、処刑されそ…

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undo

undoの感想・評価

4.0
ジャケットのシーンをはじめ、インパクトのあるシーンがたくさん。センスの固まりって感じ。
終盤はクズ野郎の身勝手な理屈にちょっとうんざり。
エディ

エディの感想・評価

4.2

連続少女誘拐殺人事件を追う街の人々と犯人の攻防を描いたサスペンス。モノクロだが実に優れたサスペンスで、モノクロゆえの怖さがひしひしと伝わってくる素晴らしい名作。
舞台はドイツのとある町で、そこでは最…

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てふ

てふの感想・評価

4.0
群集心理をよく描けている。1931年の作品だけど現代のネット社会にも通じる。
トーキーへの移行期で音を意図的に使わない演出も面白いなと思ったり。

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