廃市に投稿された感想・評価 - 11ページ目

『廃市』に投稿された感想・評価

りっく

りっくの感想・評価

3.8

本作に漂う退廃的、もっと言うと「死の匂い」に心惹かれる。かつてひと夏を過ごした柳川が火事で消失したニュースを聞き、あの夏を回想する。現在の「僕」のナレーションは大林監督自身が務める。

柳川は一見す…

>>続きを読む
恐ろしいまでの個性で塗り固めたフィルム。今ではまず世に出る事も困難な類いの個性だ。流石、大林先生。
tori

toriの感想・評価

3.5

水郷の柳川を愛でる映画

卒論を書くため一夏を柳川で過ごした大学生に
安子は言う
「私は廃止柳川と朽ち果てる
あなたは卒業し東京で就職、結婚し二度とここに戻って来ないで」
アルフレッドはトトに言う「…

>>続きを読む
大林監督ってこういうのも撮るんだ~

どこか特定の「場所」は大林映画の重要なモチーフらしい
Tatsu

Tatsuの感想・評価

-
淡々としすぎていて眠くなってくるが、雰囲気は相変わらずの大林感。
山

山の感想・評価

-
BGMと効果音が意味わからんすぎたのもあって、大林ワールドに引きづりこまれた
Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

4.5

「廃市」
‪冒頭、駅を通る列車。下車する男。聞こえる水の音、啜り泣き、大家に姉妹、叔母。川に反射する木。水辺に細長い枝をしなやかに垂れる柳、兄の死…本作は大林宣彦が福永武彦の原作を16ミリで撮ったA…

>>続きを読む
川の水に反射した揺らめく光が、クロースアップの顔や室内の壁に当たっている演出が多用され、16mmフィルムの粗くぼやけるような質感が相まって、ノスタルジックで退廃的な空気を一層際立たせている。

大林作品で見よう見ようと思い見逃していた作品。大林ワールドに堪能いたしました。福岡の柳川の場所が退廃的というか、尾道とは違うノスタルジックな場所で引き込まれる。この作品にはその柳川の水の流れる音が映…

>>続きを読む
lemmon

lemmonの感想・評価

2.5

自分の好きな小林聡美ではなかったなあ。でも、なんだか貴重でした。

根岸季衣もやかましいおばちゃん役のイメージだったが、とても綺麗でした。もともとお顔立ちは端整ですしね!


撮り方が独特で、あえて…

>>続きを読む

あなたにおすすめの記事