なんかわからんが面白いなと思いながら最後まで観た。
前半は音または画を次に引っかけてぶつ切りにする、特に音が次のシーンと重なることで直前のシーンも同時並行で進行しているようなのとか、エモーショナルに…
昨日、たまたまこの作品を観たところだったので、ゴダール死去の一報には驚きました。
『フォーエヴァー・モーツァルト』と題しながら冒頭に流れるベートーヴェン。
ありふれた日常と戦争が共存している矛盾…
音楽や戦争を主題とした、世紀末のゴダール作品。
いつもの如く全容があまりよくわからない作りではあったものの、映っている物事だったり構図だったり音だったりに純粋な面白さが感じられるから鑑賞していて全…
『フォーエバーモーツアルト』(1996)
(物語)
哲学教師カミーユが死んでしまった後、浜辺に寝かされ赤いドレスがかけられる。「宿命のボレロ」のヒロインも赤いドレスを着て同じような格好をするため、見…
再見。映画撮影の現場が収容所と同等の暴力性を兼ね備えていることを自覚し、向き合っている映画作家としてゴダールほど切実な存在はいない。この映画に映る全てはゴダールの強制的な法に対するスタッフ、キャスト…
>>続きを読む爆発するゴダール作品ってだけでもう面白い。蓮實重彦曰く"『ウィークエンド』の無意識の若さとは異なる老人性の若さが『フォーエバー・モーツァルト』を支えている"とのことで、確かにこの作品を称するのに『ウ…
>>続きを読む過去鑑賞。
私的ゴダールベスト。
Adieu, Perdican !
ゴダール的紛争はどこまでも俗っぽく、最後にはお尻しか映せないといわんばかりのゴダールはどことなく哀愁漂う。
死体で映画を撮…
ジャン=ルック・ゴダール監督作品
映像の強烈さに圧倒された。ストーリーは全く頭に入って来なかったけど、詩的なセリフや無駄のない映像美に驚かされた。
ただ、難解という言葉では片付けられないほど内容…
人間の生命は有限なのに、この世に無限のものなどあり得るのだろうか。
「モーツァルトよ、永遠なれ」。しかし、「永遠」とは何なのか。
有限のものはいつか必ず終わりを迎える。そして終わりを迎えたら後には何…
正直、ゴダールの作品を一度でどういったものであるかを理解して、語ることは僕にとって難しいことです。映画で語られる哲学や詩もそうだが、映画全体が哲学になっている印象。ただ、一つ一つのショットの強度は高…
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