不快感と悲しみとノーモザ結合部が
脳裏に刻まれる作品。
マイクやスタッフの映り込みや
自然光頼りなせいで安定しない色調などが
ドキュメンタリー感を強めていて、
この集団にリアリティをもたらしていた…
身体の障がいと心の障がい
社会に馴染めず生きづらさを抱えながら生きる若者たちが、”弱者”も集まれば力を発揮すると考え、集団で「障がい者」を演じながら暮らす様をモキュメンタリー調で描く。”弱者” と…
初見。こちらも相当面白かった。面白がってはいけないのかもしれないけど… 題材の不快さが衝撃的なあまり、ものすごく叩かれている。そんな感想を多数読んだが、つい先日の山下/松尾騒動を思い起こさせる。知ら…
>>続きを読む健常者でも、
いわゆる社交的な会話やジェスチャーによるコミュニケーションに、いつまでたっても慣れない人は一定数いると思う。
そういう、健常者なのに
学校や会社や飲み会、どこに行っても、心から話せ…
愚者の証明
白痴のフリを繰り返し、社会の偽善を嘲笑しようとするストファーの本心は結局分からなかった。
本気だったのかもしれないし、
他のメンバー同様、怠惰や行き過ぎた快楽主義とも取れる。
ただ彼…
・愚者になることに生の喜びを覚えてしまった集団なんだが、今のトランスジェンダーと通ずる部分を感じた。(より動機的な理解には苦しむが)
・この切り口で映画を作ることに賛否両論あると思うが、内容への賛否…
言わずと知れたトリアーの問題作。
ぶっちゃけ、ドグマ95のアプローチやら「知的障害者を演じることで解放されていく健常者の集団」というモチーフやら、いかにも手段やテーマが先走りすぎたクソ映画だろうな…