夫(佐分利信)と妻(木暮実千代)の育ちが違うので、生活スタイルがちぐはぐになっている。
話しても全く噛み合わず、結局お茶漬が・・・。
戦争で生き残った男と、男がいなくても生きていけることを知った女、…
パチンコ、競輪、後楽園球場での野球観戦、カロリー軒のトンカツ(笑)これぞ昭和20年代後半の風俗が随所に見られるだけでも実に興味深い。
にしても、妻の木暮実千代の「じゃ、ちょっと湯河原へ温泉に行かない…
夫婦はこのお茶漬の味なんだよ
クラシック映画って観るまでは腰が重いんだけどやっぱり名作なだけあって観た後の満足感が高いね
叔母さん役であり奥さんの親友役こと
淡島千景がめっちゃ美人で良かったな
…
男が偉そうにしてるのも好きじゃないが、女が偉そうにしてるのも嫌だな。良家の妻が田舎者の夫を小馬鹿にするシーンは辟易とした。でも、女性が集まって旦那の悪口を言うのは今も昔も全く変わらないんだな(笑)最…
>>続きを読む夫婦はお茶漬けの味。飾らず気取った生活はしなくていい。
エモい…相変わらずエモすぎる…
「大体あなたわがままなのよ、全て自分の思い通りにいかないと気に入らないんだわ」って言葉にドキッとした
デヴィ…
【1等車に一人で乗る妻】
昭和27年公開の小津作品。
この作品で最大の見どころは、木暮実千代のワガママ妻です。
夫の佐分利信は会社部長ですが、それなりに地道に働いているのに、妻は友人と(夫にはウ…
タイトルは夫婦仲直りのきっかけであり、「夫婦とはお茶漬けのようなもの」という教訓。小津映画に度々出てくる育ちのいい奥様と、今まであまり出てこなかった庶民的なサラリーマン。お見合い婚がほとんどのこの…
>>続きを読む人が丸くなっていくのって見ていてとても気持ちがいい。ふとひといきついて、自分をみつめなおす。相手をゆるす。小津の映画はローアングルがきまってるだけじゃなく、人に優しくなれる感じがするな。本当の丁寧な…
>>続きを読む松竹株式会社