早稲田松竹にて台湾のエドワードヤン監督『ヤンヤン夏の想い出』へ。
AOLとか出てきたYou've Got M@ilな時代、ハードからソフトへの転換点とその裏の台湾の産業の行き詰まり。そして、自然や…
大学の講義で途中まで観て、結末を見ないままだったので数年越しに改めて視聴。
この映画はまさに傑作!
これを観ていない人生なんて考えられない!
何がこの映画を傑作たらしめているかと言うと、肝心なこ…
【感想】
《日々の見落としがちな“豊かさ”に
目を向けた傑作》
エドワード・ヤンは、普遍的な豊かさを映像表現として切り取り、描写することに長けた天才である。
そう、確信した作品。
どのシ…
『一一』におけるひとつのショットの、一連のシークエンスの、一本のフィルムの時間の持続は、ほとんどわたしたちの生きる人生のそれと等しいのではないかという錯覚すら与える。劇中でやがて凶行に走る青年も「映…
>>続きを読む63点でで3.2
ストーリー:感動的・予想不可能な展開 6/10点
構成:論理的か 8/10点
演出:俳優や声優の演技や使い方、映画の見せ方8/10点
映像:映像の見せ方やCGの使い方 7/10…
台北に暮らすある中流家庭の日常を通じて、そこに潜むそれぞれの登場人物の悩みや葛藤を静かな筆致で描いた、エドワード・ヤン監督の遺作となったドラマ映画。新台北三部作の(『エドワード・ヤンの恋愛時代』、『…
>>続きを読むエドワード・ヤンの映画は常に現実の冷たさと暖かさを感じ、登場人物は生きている。
洗練された映像美。海岸で思い悩むNJ、ホテルの窓が反射し見える東京タワー、高架下での2人。
"物事は複雑じゃない …