多分これが好きな人は近い価値観を共有できそうだなと思うなっていう物って何個かあると思うけど、その数少ない内の1つになった。
これに関しては言語化できない部分。
表層的な部分で言うと映像もインテリアも…
このレビューはネタバレを含みます
慣れ親しんでるアメリカ映画じゃないやつを見たいなと思って、パルムドール獲ってるこれを見たけどかなり良かった。
こういうテーマのアメリカ映画とはやっぱりリズムやテンション感が全く異なるのが良い。
最…
息子を失った父親。息子の生前、心理学者でもある父親が、思春期の息子との関係に時折り思い悩む姿は、患者への治療・対話を通して自らに対してもカウンセリングし向き合おうとしているかのようで、彼の真摯さや苦…
>>続きを読むどうしようもないくらい優しくて落ち着いていて、親切で。
この映画の何がすごいって「最後の最後で主人公がシフト」するのよ。
死んだ息子の元カノが男連れて家に来るのが最後の30分のところ。
お互いにな…
過去に観た名作のレビューを書いてみるの巻。第六回目は、少し現代に近づいて、イタリアの名匠、ナンニ・モレッティがパルムドールを受賞した、「息子の部屋」
かなり現代に近いせいか、古典と呼ばれる作品と比…
このレビューはネタバレを含みます
息子を事故で亡くした家族が、その事実と向き合うさまを丁寧に、あたたかく描いた良作。ヘンにドラマチックになることもなく家族の心の揺れを描く。
ただ、息子の面影に苛まれる父親の姿は、個人的に見ていてつ…
素晴らしかった。。。
きっと大切な人を亡くした悲しみは、時間差でやってくるのだろう。あまりにも普通に今まで通りの暮らしに戻る家族の姿に驚いた。そして、リアルだなと。それぞれが、時間が経ってから取り…