美しきセルジュに投稿された感想・評価(★3.1 - 4.0)- 2ページ目

「美しきセルジュ」に投稿された感想・評価

1957年製作
クロード・シャブロル監督のデビュー作。

氏はヌーヴェルヴァーグの旗手と呼ばれています。

今作ではご自身の体験が反映した青春期を描いた映画。
(お母さんの出身地でシャブロルも少年期…

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やっぱりヌーヴェルヴァーグの作家たちがアンリ・ドカを取り合ってたのはアンリ・ドカが撮った映画を見れば見るほどよく分かる
閉塞的な環境を軽やかなカメラの使い方で撮るの好き
昼寝

昼寝の感想・評価

3.8
病院から引き返すフランソワの後ろ姿ではなくて降りしきる雪にピントを合わせるショット

トリュフォーが「まるでクロード・シャブロルという監督は十年間も映画を作りつづけてきて演出のテクニックを熟知してるかのように、映画全体が見事にコントロールされている」(『わが人生わが映画』)と評したけ…

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千利休

千利休の感想・評価

4.0

シャブロル監督のデビュー作。27歳にして、いきなり長編映画に挑んだのは流石である。男同士の絆を描いた作品は、仏映画にしては些か珍しいと思わされたのだが、この作風は以降の作品にも引き継がれているようだ…

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初監督作にして”ヌーヴェルヴァーグの発火点”という偉業はもっと称えられるべきだがゴダールやトリュフォーなどに隠れがち。自分もやっと観。
かつて輝いていた同級生を取り戻そうと命を削るフランソワ。思春期…

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wayfarer

wayfarerの感想・評価

3.5

約15年前に渋谷で観ました。肺を病んだ主人公が療養のため故郷の田舎の村に帰ると、そこではかつて才能に溢れ将来を嘱望されていた筈の旧友セルジュが、酒浸りの荒んだ生活を送っていた・・、という話です。不運…

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Jeffrey

Jeffreyの感想・評価

3.5

「美しきセルジュ」

冒頭、荒寥な田舎町を走る1台のバス。故郷へ戻った男と故郷にいる幼なじみの男。2人の再会とマリーと言う女性の存在、建築家志願、酒呑、カフェ、散歩、死産、上京断念、赤子。今、2人の…

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菩薩

菩薩の感想・評価

4.0

なんで助監督経験も無いズブの素人同然の青年がこれを撮れるのか理解に苦しむ、天才の二文字で片づけられても困る。先日観た『血の婚礼』でも「何故この土地を離れなかったのか?」との問いかけがあったが、デビュ…

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SH

SHの感想・評価

3.6

舗装もままならない寒村にむかう道路をバスがやってくる。
フランソワは病気の療養のため12年ぶりに故郷へ帰ってきた。

バスを降りると旧友が出迎えてくれる。

ふと視線を街の通りへ移すと同じく旧友のセ…

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