1957年製作
クロード・シャブロル監督のデビュー作。
氏はヌーヴェルヴァーグの旗手と呼ばれています。
今作ではご自身の体験が反映した青春期を描いた映画。
(お母さんの出身地でシャブロルも少年期…
トリュフォーが「まるでクロード・シャブロルという監督は十年間も映画を作りつづけてきて演出のテクニックを熟知してるかのように、映画全体が見事にコントロールされている」(『わが人生わが映画』)と評したけ…
>>続きを読むシャブロル監督のデビュー作。27歳にして、いきなり長編映画に挑んだのは流石である。男同士の絆を描いた作品は、仏映画にしては些か珍しいと思わされたのだが、この作風は以降の作品にも引き継がれているようだ…
>>続きを読む初監督作にして”ヌーヴェルヴァーグの発火点”という偉業はもっと称えられるべきだがゴダールやトリュフォーなどに隠れがち。自分もやっと観。
かつて輝いていた同級生を取り戻そうと命を削るフランソワ。思春期…
約15年前に渋谷で観ました。肺を病んだ主人公が療養のため故郷の田舎の村に帰ると、そこではかつて才能に溢れ将来を嘱望されていた筈の旧友セルジュが、酒浸りの荒んだ生活を送っていた・・、という話です。不運…
>>続きを読む「美しきセルジュ」
冒頭、荒寥な田舎町を走る1台のバス。故郷へ戻った男と故郷にいる幼なじみの男。2人の再会とマリーと言う女性の存在、建築家志願、酒呑、カフェ、散歩、死産、上京断念、赤子。今、2人の…
なんで助監督経験も無いズブの素人同然の青年がこれを撮れるのか理解に苦しむ、天才の二文字で片づけられても困る。先日観た『血の婚礼』でも「何故この土地を離れなかったのか?」との問いかけがあったが、デビュ…
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